セブン&アイnews|第2Q営業収益5兆4602億円/増収増益だが、セブンは減益
(株)セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、スティーブン・ヘイズ・デイカス社長)の2027年2月期第2四半期決算は営業収益5兆4602億円(前年同期比2.8%減)、営業利益2322億円(11.5%増)、経常利益2219億円(19.0%増)、中間純利益1244億円(2.2%増)。
営業利益率4.2%(3.7%)、経常利益率4.1%(3.3%)。( )は前年数値。
2026年2月期中間期から(株)ヨーク・ホールディングスが連結範囲から除外されたことを加味しても、営業収益、営業利益、経常利益、純利益など全項目で実質ベースで2ケタ増となった。

グループCVS商品売上高は5兆459億円(4.1%増)と堅調に推移した。為替影響により営業収益は3110億円、営業利益は94億円押し上げられた。

セグメント別では国内コンビニエンスストア事業の営業収益は4673億円(1.0%増)、営業利益1098億円(10.2%減)。

セブン-イレブン・ジャパンでは、「セブンカフェベーカリー」「セブンカフェティー」など出来立て商品の強化や、店舗ネットワークの刷新、7NOWの拡大などを進めた結果、既存店売上高は前年を上回った。

セブン‐イレブン・ジャパンの阿久津知洋社長は「第2四半期にあたる今夏は天候の影響が大きかった。悪条件を跳ね返す実力が身についていない」と振り返った。
一方、店内調理設備や次世代店舗システム導入の先行投資、物価上昇による販管費増が利益を圧迫し、営業利益は前年同期比で減少した。チェーン全店売上高は2兆8103億円(1.6%増)。
海外コンビニエンスストア事業は営業収益4兆9666億円(17.7%増)、営業利益1504億円(187.7%増)と大幅な増益となった。

北米の7-Eleven, Inc.では、オリジナル商品の拡充や店舗刷新、バリューチェーン再設計によるコスト管理強化が奏功。
ドルベースの既存店売上高は前年を上回り、ガソリン収益も市況変動により増加した。営業利益(のれん償却前)は2090億円(55.5%増)となった。
7-Eleven International LLCは「食のコンビニ」への転換が進み、営業利益(のれん償却前)は107億円(3.5%増)。オーストラリアではタバコ規制強化の影響を受けたが、フレッシュフード強化により既存店売上高が前年を上回った。

インド事業からの撤退については、デイカスCEOは「フランチャイズ契約期間の終了のため」としている。一方、「グローバルで成功するには、日本、北米に次ぐ第3の柱が必要」と新たな市場の模索に意欲をみせた。
