ワッツnews|年商645億円4.8%増・経常利益19.1%増
(株)ワッツ(大阪市中央区、平岡史生社長)が 2026年8月期の本決算を発表した。
2025年9月1日~2026年8月31日の連結業績は、売上高645億0400万円(前年比4.8%増)、営業利益16億4500万円(15.9%増)、経常利益17億0200万円(19.1%増)、四半期純利益11億4000万円(31.0%増)と、増収増益だった。
営業利益率は2.6%、経常利益率は2.6%。

100円ショップ「Watts(ワッツ)」「Watts with(ワッツ ウィズ)」「meets.(ミーツ)」「silk(シルク)」などを展開するワッツグループは、収益源の多角化を図るべく、国内100円ショップ事業だけではなく、ファッション雑貨店やディスカウントショップの運営などの国内その他事業、海外事業にも取り組んでいる。
国内100円ショップ事業の売上高は604億1900万円(5.3%増)。POSデータを基に、立地や客層に合わせた品揃えをするため店舗の改装を実施。並行して、売れ筋商品を中心に高額商品、ライフスタイルブランド「Tokino:ne(ときのね)」、オリジナルコスメ「fasmy(ファスミー)」、タレントとのコラボ商品などの取り扱いを充実させ、既存店売上高の対前年比は104.0%となった。また、SNSで人気を集めるダンスグループを起用した30周年WebCMの公開によるブランド認知度向上、テナント型店舗でのセルフレジ導入による混雑時の待ち時間短縮など、顧客の利便性向上と店舗作業の省力化を進めている。
国内その他事業の売上高は 34億5500万円(0.2%減)。心地よい生活を提案する雑貨店「Buona Vita(ブォーナ・ビィータ)」は、関東地方の商業施設を中心に展開。節約志向のなか、靴下やアクセサリーなど、手頃な価格帯のファッション雑貨商品の販売が好調に推移した。またディスカウントショップ「リアル」は、セルフレジやキャッシュレス決済の導入で、店舗オペレーション効率の改善を進めている。
海外事業の売上高は6億2800万円(13.4%減)。2026年7月、連結子会社である Watts Peru S.A.C.の全株式を売却した。卸売の拡大に注力する方針に転換し、フィリピン、ベトナムをはじめとする東南アジアを中心に、ペルーを含む30カ国以上へ商品を提供している。今後は、ナイジェリアやウズベキスタンを含む新規市場の開拓と、既存取引先への支援強化にも取り組む。
国内100円ショップ事業では、直営が159店舗出店し、102店舗退店して1925店となった。FCは7店。国内その他事業では、Buona Vita10店舗、リアル8店舗、その他1店舗の計19店舗。8月末時点の店舗数は 1951店。
2027年8月期は、売上高655億3000万円(1.6%増)、営業利益18億0400万円(9.6%増)、経常利益18億0400万円(6.0%増)、当期純利益11億5500万円(1.3%増)を見込む。
