6月労働力調査|就業者数6759万人/「卸売業,小売業」の就業者数大幅減

総務省統計局が6月の「労働力調査」を発表した。就業者数6759万人で、前年同月に比べ21万人増加し、3カ月連続の増加となった。

正規の職員・従業員数は3602万人で前年同月に比べ5万人減少し、4カ月ぶりに減少に転じた。一方、非正規の職員・従業員数は2105万人で、前年同月より18万人増加し、こちらは5カ月連続で増加した。就業者が増加した主な産業は 「医療,福祉」、「情報通信業」、「学術研究,専門・技術サービス業」など。

「卸売業,小売業」の就業者数は1041万人で、前年同月より38万人減った。減少数は残念ながら他のどの産業より多くなってしまっている。

完全失業者数は186万人で、前年同月に比べ21万人減少した。12カ月連続の減少で、つまりこの1年ずっと完全失業率の回復傾向は続いている。完全失業率(季節調整値)は2.6%で、前月と同率。

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