4月スーパーマーケット統計｜売上高1兆0668億円5.1%増/既存店3.8%増

一般社団法人日本スーパーマーケット協会(JSA)、オール日本スーパーマーケット協会(AJS)、一般社団法人全国スーパーマーケット協会(NSAJ)の3団体が、2025年4月の販売実績速報を発表した。

4月は3団体会員企業のうち、パネル270社の8391店舗を集計している。1店舗当たりの平均月商は1億2714万円、売場1㎡当たり売上高は7.6万円だった。

総売上高は1兆0668億4608万円で、前年同月比は前年ベースで5.1%増、既存店ベースで3.8％増だった。2023年2月以降、26カ月連続でプラスだ。

売上げの内訳は、食品が9833億5681万円で5.6％増、既存店4.1%増。非食品が585億2972万円で2.4％減、既存店2.6%減。その他が249億6000万円で3.2%増、既存店2.8%増だった。

食品のうち、生鮮3部門の合計が3578億0170万円で3.2％増。そのうち青果は1472億3252万円で4.1％増。水産は877億2256万円で0.8%増、畜産が1228億4662万円で3.9％増。また惣菜は1155億2787万円で5.6%増、日配は2166億7083万円で4.8%増、一般食品が2933億5640万円で9.2%増。

エリア別では、北海道・東北地方が4.2%増、関東地方が6.7%増、中部地方が4.6％増、近畿地方が4.8％増、中国・四国地方が5.4%増、九州・沖縄地方が0.3%増。

また保有店舗数別では、1～3店舗が1.3％増。4～10店舗は4.6％増、11～25店舗は5.0%増、26～50店舗が4.0％増、51店舗以上が5.4%増だった。