4月日生協統計｜総供給高2352億円1.7%増/引き続き米の単価上昇が押上げ

日本生活協同組合連合会（東京都渋谷区、土屋敏夫代表理事会長）が、2025年4月度の供給状況（売上高）を発表した。全国の59主要生協の実績をまとめたもの。

総供給高は2352億1800万円で、前年同月比は1.7%増加した。店舗供給高は784億1400万円で3.7%増、宅配は1519億1700万円で0.6%増。また、その他供給高は48億8600万円で6.9％増だった。

店舗供給高は、2023年4月度から26カ月連続プラスで、客数、客単価ともに前年を上回った。部門別では米は点単価の上昇により、引き続き大幅伸長した。酒は4月の値上げ前の特需により前年を超えたほか、農産、惣菜、日配、加工食品、菓子、飲料が前年を超過した。

宅配は、利用人数が前年割れしたが、6カ月連続で伸長。農産の相場高は落ち着いたが、引き続き米の販売単価が客単価を押し上げている。