11月スーパーマーケット統計｜売上高1兆0946億円4.9%増/既存店3.6%増

一般社団法人日本スーパーマーケット協会(JSA)、オール日本スーパーマーケット協会(AJS)、一般社団法人全国スーパーマーケット協会(NSAJ)の3団体が、2025年11月の販売実績速報を発表した。11月は3団体会員企業のうち、パネル270社の8418店舗を集計している。

総売上高は1兆0946億7293万円で、前年同月比は全店104.9%。既存店売上高は1兆0745億1699万円で103.6％だった。2023年2月以降、34カ月連続で前年を上回っている。

売上げの内訳は、食品が9986億0369万円で既存店103.9%。一方、非食品が703億8393万円の100.9％、その他が256億8569万円の101.8％となった。

食品の生鮮三部門合計は3655億7754万円で102.8％。そのうち青果は1462億6143万円で101.6％、水産877億1952万円で101.7%、畜産は1315億9659万円で104.8％。惣菜は1207億2531万円で104.2%、日配は2214億2952万円で104.1%、一般食品が2908億7132万円で104.9％だった。

エリア別では、北海道・東北地方が既存店102.4％、関東地方が104.5%、中部地方が104.6%、近畿地方が102.0%、中国・四国地方が103.2%、九州・沖縄地方が103.1%と、全エリアで前年をクリアした。

また保有店舗数別では、1～3店舗が101.7%、4～10店舗は102.9%、11～25店舗は103.8%、26～50店舗は103.8%、51店舗以上が103.6%となった。

11月の店舗平均月商は1億3004万円、 売場１㎡当たりの売上高は7万7000円だった。