PPIHnews|11月既存店9.2%増/ディスカウント事業は13.0%増

(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長)が、国内リテール事業の11月度の売上高を発表した。(株)ドン・キホーテ、(株)長崎屋、UDリテール(株)、(株)橘百貨店、ユニー(株)の数値だ。

国内リテール事業の既存店588店の売上高は前年同月比109.2%と前年を超えた。客数101.4%、客単価107.8%。全店売上高は対象617店舗で110.2%。衣料品、電化製品、寝具を中心に秋冬季節品が伸長したことで売上前年比を超えた。ディスカウント事業が牽引したことで国内リテールとして前年を上回った。

ディスカウント事業の既存店459店舗の前年同月比は113.0%。客数は103.0%、客単価は109.8%。全店売上高は対象486店舗で115.0%。

GMS事業の既存店数は129店。既存店売上高は99.9%。客数97.5%、客単価102.5%。全店売上高は131店舗で98.7%。

事業別の販売動向ではディスカウント事業は、全てのカテゴリーで前年を上回った。キャラクター雑貨、子供向け玩具に加え、新作が出たことでゲーム機本体が好調に推移した。

また、手袋・マフラー、ヒーター付きベスト、リップクリームといった外出需要に伴う季節品が伸長した。

GMS事業は、衣料品が好調に推移した。特に冬物インナー、カットソー、ニット、スカートが貢献した。住居関連ではセラミックヒーター、電気敷毛布、敷パット、こたつ布団といった季節商品が好調だった。

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