フジnews|第2Q営業収益3981億円2.6%減・経常利益53%減も純利益増
(株)フジ(広島県広島市、山口普社長)は2027年2月期第2四半期決算で、営業収益3980億6900万円(前期比2.6%減)、営業利益22億9100万円(49.1%減)、経常利益25億1800万円(53.0%減)となった。一方、退職給付制度移行に伴う特別利益の計上により、親会社株主に帰属する中間純利益は31億0900円(17.6%増)と増益だった。
営業利益率、経常利益率ともに0.6%。

2024~2026年度中期経営計画の最終年度にあたる今期は、「営業力の強化」と「コスト構造改革」を重点施策に掲げる。節約志向の高まりに対応し、「全力プライス」や「トップバリュ」を中心としたEDLP(毎日低価格)戦略を拡充するとともに、「地元の味」や「地産地消」を打ち出した独自商品の開発・販売を強化した。
店舗面では上半期に16店舗の既存店改装を順次進めた。改装店舗の売上高は前期比5.2%増と堅調に推移。移動スーパー事業も拡大し、累計100店舗、151台、826ルート体制となり、売上高は8.1%増となった。
コスト構造改革では、自動発注システムや電子棚札の活用による生産性向上、電力使用量削減、経費見直しを進めた結果、販売費および一般管理費は前期比2.7%減少した。
第1四半期の収益低迷を受け、第2四半期以降は粗利益改善に注力。SKU最適化や値引き削減、夕方の品揃え強化などが奏功し、業績は改善基調にある。
また、ESG経営の一環として地域共生を推進し、高知県須崎市の大型スケートパーク「サクラバンダ」への支援など、地域活性化への取り組みも進めている。
