Weekly Review|決算発表ウイーク/増収減益組目立つ

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2月期決算企業の中間決算発表が集中した。全体として増収減益がみられた。売上げ増で売上げ利益は増えたものの、それ以上に販管費が増えたという構図だ。

「増収増益」「増収減益」「減収」の分類でみていこう。増収増益組の筆頭はツルハホールディングス。ウエルシアホールディングスとの統合効果で売上高1兆2755億円、128.7%増、経常利益90.3%増。

これは特殊例として以下に続く、企業は堅調な既存店に加えて、プライベートブランド(PB)強化とコストコントロールが奏功している。沖縄県に拠点をおくサンエーは営業収益1299億円、6.3%増、12.2%増。沖縄経済の堅調さをとらえている。

家電チェーンのコジマは売上高2976億円、5.2%増、経常利益15.3%増。増収増益を確保した。ホームセンターのDCMホールディングスは営業収益3043億円、8.6%増、経常利益1.4%増。PB強化が奏功した。

専門店チェーンではABCマートが2022億円、7.4%増、経常利益5.7%増。ディスカウントストアのミスターマックスは781億円、4.5%増、経常利益3.1%増。値上げラッシュの中でディスカウント業態の強さを継続している。

第1四半期決算企業をみてみよう。ドラッグストアのクスリのアオキホールディングスが売上高1590億円、13.8%増、経常利益2ケタ増益。フード&ドラッグの強さが出た。鮮魚専門店の魚力は売上高106億円、4.0%増、経常利益32.5%増。

増収減益組はスーパーマーケットが多い。
販管費増と競争による影響が出た。ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)は営業収益5448億円14.0%増だが、経常損失33億円の経常損失となった。増収と販管費増という統合のメリットとデメリットが出た。

ライフコーポレーションは売上高4500億円、2.3%増、販管費増で減益。平和堂は営業収益2305億円、3.1%増、経常利益17.6%減。ベルクは2169億円、2.8%増だが、21.9%の大幅減益。

ハローズは営業収益1190億円、6.7%増、販管費増で減益。優良チェーンも販管費増を打ち返すことはかなわなかった。天満屋ストアは営業収益300億円、1.6%増、経常利益14%減。

ドラッグストアではスギホールディングスは売上高5407億円、8.1%増、経常利益1.3%減。薬王堂ホールディングス売上高897億円、8.4%増)、経常利益9.5%減。

減収増益はセブン&アイ・ホールディングスは営業収益5兆4602億円、グループは増収増益。ヨーク・ホールディングスが連結対象から外れたため。しかし、基幹企業のセブン‐イレブン・ジャパンは減益となった。

減収減益は2社。フジは営業収益3981億円、2.6%減、経常利益53%減。オークワは営業収益1232億円、1%減、営業赤字となった。スーパーマーケットの場合、販管費や仕入れ原価増の圧力のなかで、トップラインが下がることは収益に与えるダメージはとくに深刻である。

8月期決算は好調企業が並ぶ。ファーストリテイリングは年商3兆9634億円、16.6%増。純利益は小売業では初の5000億円を突破。家電チェーンはビックカメラが売上高1兆円を突破した。経常利益21.9%増で過去最高数値。

ワンプライスショップのワッツは年商645億円、4.8%増、経常利益19.1%増。既存店104%と堅調。300円、500円といった価格ラインを引き上げやセルフレジ導入が寄与した。

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