ノジマnews|PC事業会社「VAIO」の株式取得
(株)ノジマ(神奈川県横浜市、野島廣司社長)は11月11日(月)、PC事業を展開するVAIO(バイオ)(株)(長野県安曇野市、山野正樹社長)の発行済み株式数の約93%を投資ファンドなどから取得することを発表した。同日、株式譲渡契約を締結した。
ノジマが管理する特別目的会社が、日本産業パートナーズ(株)またはその子会社が関与するファンドの投資事業有限責任組合などから、VAIO株式を保有するVJホールディングス3の株式を取得し、直接または間接的にVAIOの発行済株式数の約93%にあたる株式を取得することで合意した。取得価額は約112億円。効力発行は2025年1月6日を予定する。
VAIOはかつてソニーのPCブランドとして1996年から2014年まで展開されていた。現在はソニーから独立、純国産PCメーカーとして、国内外でPC事業を展開している。企画・設計から製造・販売、アフターサービスまで一気通貫で提供していて、最近は法人向け事業に注力している。
ノジマは、VAIOのブランド力と高い品質を維持しながら、VAIOの成長ポテンシャルをさらに引き出せるように、力強くサポートしていく。両者の顧客基盤を活用した双方の事業機会の創出・拡大や、それぞれの強みを生かしてたグループシナジーの発揮を目指す。