J.フロントnews｜コメ兵と合弁会社を設立/リユース事業に参入

J.フロント リテイリング(株)(東京都中央区、小野圭一社長)は、(株)コメ兵と、合弁会社（本JV）の設立に関する合弁契約を締結した。両社は、2025 年３月を目途に、本JVを設立する予定だ。

J.フロントが、過半を出資し、本JVを連結子会社する。にいたします。リユース業界との合弁会社の設立は百貨店業界では初の取り組みとなる。

リユース事業への参入については、J.フロントグループが目指す姿を体現する新規事業として、2022年から検討を始め、ノウハウやスキルをもつリユース業界大手のコメ兵と2023年から協業に向けた協議を開始。両社は、事業モデルの検証のため、2024年3月から約3カ月間、ブランド品のバッグ、衣服、宝石・時計などの買取店舗を大丸神戸店に出店して、外商の得意先を対象に訪問買い取りを実施した。想定を上回る多くの買い取りが寄せられたことから顧客ニーズがあり、かつJ.フロントグループとしての事業の優位性、そして事業の収益性などを確認することができたと言う。

2025年夏には1号店を出店したい考えだ。

新会社の名称、所在地、その他の具体的内容については、今後、両社で協議のうえ、決定していく。

■本JP
名称／未定
所在地／未定
資本金および資本準備金／６億円（予定）
出資比率／J.フロントリテイリング51％、コメ兵49％
事業内容／買い取り専門店を、大丸、松坂屋、パルコに展開し、顧客よりリユース品を買取り。買い取ったリユース品をコメ兵に売却。

■ビジネスモデル