イオンnews|PB「トップバリュ」発売50周年/特設サイト開設・新商品を発売
イオン(株)(千葉市美浜区、吉田昭夫社長)のプライベートブランド「トップバリュ」は2024年で発売から50周年を迎える。次の50年に向けて「もっとワクワクする“次世代のプライベートブランド”」をテーマに掲げ、新商品の発売やた商品開発をさらに強化する。
トップバリュの原点は1974年、カップラーメンの「ジェーカップ」の発売である。当時はプラスチックフォーク付属のカップラーメンが主流だったが、メーカーの値上げをきっかけにフォークを付属しない商品を開発したことで低価格を実現した。
誕生時からトップバリュは「お客さまの声を商品に生かす」「安全と環境に配慮した安心な商品をお届けする」「必要な情報をわかりやすく表示する」「お買得価格でご提供する」「お客さまの満足をお約束する」にこだわった商品づくりを続けてきた。
ブランドの50周年を記念し、イオンは特設ウェブサイトを開設する。また今までにない新しい価値を提供する新商品の発売や、トレンドの発信源として消費に影響を与えるM・Z世代に特化した商品開発をさらに強化していく。
3月6日(水)には“徒歩0分のレストラン”をコンセプトとしたチルドレディミール第3弾として、「トップバリュ 元気をチャージ 粥」シリーズ5品目を発売する。日本ならではの出汁と麹を使用した「親里芋と麹のだし粥」や、ベトナムの朝食の定番「ベトナム風牛ホルモン粥」、デザートとしても楽しめるやさしい甘さの「韓国風かぼちゃ粥」など、世界各国の定番お粥メニューをアレンジした商品を開発した。全国の「イオン」「イオンスタイル」 「マックスバリュ」など、約3400店舗で販売する。
また3月19日(火)からは持ち運びしやすい小袋の菓子「トップバリュ トキメクおやつ部」シリーズを発売する。ターゲットとする10代~30代前半のモニターアンケートやグループインタビューで、おやつは「空腹を満たすだけのモノ」だけでなく、「勉強や仕事における活力の源」や「ストレス解消」「リラックス」、「栄養補給」といった側面もあるという意見がきかれたことから、グミや干し梅、チョコ、野菜チップスなど全37種類の菓子を開発した。
さらに、食品廃棄物を2025年までに2015年度比で半減するというイオンのグループ目標への取り組みの一環として、トップバリュは「もったいないをおいしく!」をテーマに、食品廃棄物削減に向けた取り組みを強化し、新商品開発につなげていく。