ヤオコーnews|674坪・21億円目指す小田原ダイナシティ店9/11開業

(株)ヤオコー(埼玉県川越市、川野澄人社長)は9月11日(火)、神奈川県小田原市に「ヤオコー小田原ダイナシティ店」を開店する。

JR鴨宮駅から北東へ約1km、小田原駅から北東に4kmの距離に位置している商業施設「小田原ダイナシティ ウエスト」1階への出店だ。ダイナシティは(株)ダイドーフォワードが運営する商業施設で、ウエストとイーストに分かれる巨大な施設である。イースト1階にはイトーヨーカ堂が出店している。


さらに、至近距離にはロピア小田原店がある。イトーヨーカ堂とロピアの競合エリアのど真ん中に、ヤオコーが出店するという構図だ。新しい食の競争が繰り広げられる。

商圏となる3km圏内には3万7900世帯、8万6500人が居住し、足元商圏の1km圏でも7200世帯、1万6700人が居住する。3㎞商圏内のボリュームゾーンは、40歳代で、次いで60歳代が多い。また世帯構成では単身世帯が最も多く、次いで2人世帯と、小世帯家族の構成比が高い。

この商圏に対し、ヤオコーは売場面積は674坪を構え、150名体制で年商21億円を目指す。

生鮮食品は、値ごろで買いやすい売場を基本としながら、グレード感のある商品まで揃え、選べる楽しさを提供していく。

具体的には、青果部門では試食販売を積極的に実施しながら、年間を通して旬の商品を品揃えする。

鮮魚部門は本マグロをコーナー化し、グレードは高いが買いやすい価格帯で、平日から提案する。また地産地消として、干物専門店の「山安」の商品を扱っていく。

精肉部門は、肉が2割を占めるほどに強いロピア対策として、牛ブロック肉を強化する。ワンランク上の焼肉やステーキ用の商品、イベリコ豚のグリル用など、部位や肉質で選べる専門性のある売場づくりを目指していく。

ヤオコーの強みの惣菜は、看板商品「手握りおはぎ」をボリューム展開し、初出店となる小田原の地で認知度の向上を図る。また夕方ピークタイムには、厚焼き玉子や焼とりなどのでき立て商品販売に注力する。寿司は、国産本マグロや近郊の漁港から水揚げされたネタを使い、大きさや鮮度を打ち出した握り寿司を展開する。インストアベーカリーは、食事パンを強化する。食パン「ロイヤルブレッド」は1日に数回の焼き立て販売を行う。

ナチュラルチーズのオードブル提案や、値ごろ感のある直輸入ワインを中心にした「ワインのある食卓」提案など、ヤオコーらしい売場づくりで、小田原のファン獲得を狙っていく。

■ヤオコー小田原ダイナシティ店概要
住所/神奈川県小田原市中里208番地(小田原ダイナシティ ウエスト内)
店長/赤司正仁
副店長/菊地久美
ヤオコー店舗面積/2231㎡(674坪)
開店日/2018年9月11日(火)
営業時間/9:00~20:00
休業日/年間2日(館の店休日に準ずる)
年間売上/21億円
従業員/正社員 20 名、 パートナー・ヘルパー・アルバイト 130 名 (延べ人数)

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