三井不動産news|台湾2施設目「三井アウトレットパーク台中港」12/12開業
三井不動産(株)(東京都中央区、菰田正信社長)は12月12日(水)に、台湾台中市の「三井アウトレットパーク台中港」を、グランドオープンする。それに先立ち、11月下旬から一部店舗の営業を開始する。店舗面積は1万0606坪で、地上1階建、一部地上2階建。
台湾では、2016年に出店した「三井アウトレットパーク台湾林口」に続く2施設目、台中市では初出店となる。また、2021年には、「三井ショッピングパーク ららぽーと台湾南港」の建設も予定されている。
同施設は、台中港フェリーターミナルと隣接していて、港エリアに開発される台湾で初めての本格商業施設。台中空港からは約9km、高速道路のインターチェンジや幹線道路からもアクセスの良い立地だ。
台中港エリアは夕日で有名な高美湿地や、観光魚市場で有名な梧棲漁港があり、多くの観光客が訪れるエリア。さらに、ヨットハーバーの開発や、港エリアの観光地を周遊する路線バスが計画されるなど、さらなる発展が期待されている。
店舗構成は、台湾のアウトレット初出店の19店舗を含む約170店舗。インターナショナル・日本・台湾ブランドを組み合わせた本格的アウトレットモールだ。
また、オープンモール1階およびエンクローズドモール2階の飲食店ゾーンには、オーシャンビューデッキを配置する。店舗は、台湾初出店の「Whittard」「鎌倉紅葉茶屋」、また、台湾で人気の「J.S. FOODIES TOKYO」「猿田彦珈琲」「串家物語」など日系店舗も出店する。さらに、1000席のフードコートには、台湾初の「銀座篝」「十勝豚丼いっぴん」および、日系店舗「金子半之助」「鶏三和」など15店舗が並ぶ。
台中港エリアを一望できる観覧車、体感温度約24°Cで楽しめる雪のテーマパーク「スノータウン」、日本のアミューズメント会社CQアメニックが手掛ける室内遊園地「ASOBISQUARE」を展開して、エンターテイメント面も充実させる。
三井不動産は、2016年に設立した現地法人「台湾三井不動産股份有限公司」を投資拠点として、台湾各地で商業施設、ホテル事業および住宅事業の計7物件を推進している。今後は、物流施設、複合開発事業などの展開を目指して、さらなる事業の拡大を図る。
■三井アウトレットパーク台中港 概要
所在地/台湾台中市梧棲區台湾大道10段
交通アクセス/主要幹線台湾大道で市中心部から約22㎞、国道3号線「沙鹿IC」から約8㎞
事業形態/アウトレットモール
敷地面積/約18万㎡(5万4545坪)
延床面積/約6万㎡(1万8182坪)
店舗面積/約3万5000㎡(1万0606坪)
店舗数/約170店舗
構造・建物規模/RC造地上1階建(一部地上2階建)
事業主体・運営管理/三中港奧特萊斯股份有限公司
建物環境デザイン/MIX STUDIO WORKS
ランドスケープデザイン/有限会社アースケイプ
設計/三門聯合建築師事務所
施工/瑞助營造股份有限公司
開業/2018年12月12日(水)