三井不動産news|22年台湾南部に3施設目アウトレットモール(1788坪)開設

三井不動産(株)(東京都中央区、菰田正信社長)は、10月2日、台湾で3施設目となる三井アウトレットパーク「(仮称)三井アウトレットパーク 台南」の開発を決定した。着工は2020年、オープンは2022年を予定している。

開発予定地は台湾3大都市圏の1つである南部都市圏に属し、台南市の中心部から南東へ約16km、高雄市の中心部から北へ約41kmに位置する。新幹線「台南」駅、在来線沙崙(サルン)線「沙崙」駅に近接し、高速道路のインターチェンジからのアクセスも良い交通利便性の高い立地だ。

南部都市圏は、人口640万人の巨大商圏で、車で1時間以内の商圏には約600万人が居住している。また、台南市は、年間2000万人を超える観光客が訪れる観光都市だ。

同施設周辺では、コンベンションセンターや研究所の開発が進められており、さらなる発展が期待される。

2022年の第1期開業は約160店舗、2025年の第2期開業では約220店舗規模の、本格的なアウトレットモールを計画する。2025年段階の商業施設は、4フロアで延床面積約2万㎡ (6061坪)、店舗面積約1万2000㎡ (3636坪)の規模となる見込みだ。

幅広いファッションブランド、スポーツブランドに加えて、日系飲食店の出店やご当地グルメを堪能できる飲食ゾーン、エンターテインメント施設を導入する。

同社はこれで台湾3大都市圏(台北都市圏、台中都市圏、南部都市圏)すべてにおいてアウトレット事業を展開することとなる。2016年の開業以来好調な売上げを重ねる「三井アウトレットパーク台湾林口」、今年12月12日にグランドオープンする予定の「三井アウトレットパーク台中港」との相乗効果を狙う。

■「(仮称)三井アウトレットパーク 台南」 概要
所在地/台湾 台南市帰仁(キニン)区帰仁大道100号
交通アクセス/台湾縦貫高速道路インターから1.5km(車で約4分) 新幹線「台南」駅、在来線沙崙線「沙崙」駅近接
事業主体/三南奥特莱斯股份有限公司
事業形態/アウトレットモール
敷地面積/約5万9000㎡ (1788坪)
・第1期
延床面積/約6万㎡ (1万8182坪)
店舗面積/約3万㎡ (9091坪)
建物規模/地上4階
店舗数/約160店舗
着工/2020年(予定)
開業/2022年(予定)
・第2期
延床面積/約2万㎡ (6061坪)
店舗面積/約1万2000㎡ (3636坪)
建物規模/地上4階
店舗数/約60店舗
着工/2023年(予定)
開業/2025年(予定)

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