ローソンnews|都市型実験店「JEBL秋葉原スクエア店」10/2開設

(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は10月9日(火)、東京都千代田区の「ローソンJEBL秋葉原スクエア店」をリニューアルオープンし、都市型立地の実証実験を行う。

売場面積は30坪。小型な店舗が多い都市型立地での効率性と、お客の利便性や店舗の生産性の向上を検証する。スペースを有効活用するために、品揃えカテゴリーは即食性の高い食品を拡げる一方で、日用品や雑誌などは縮小する。総品目数は通常店の7割の約2500に絞る。

実証実験の大きな取り組みは3つ。

(1)フライドフーズはカウンターサービスから、セルフ開閉式のケースでセルフ販売に換える。

(2)「ローソンスマホペイ」を導入する。お客はローソン公式アプリをダウンロードすると、商品バーコードをスマホのカメラで読み取るだけで、決済できる。

(3)6席のイートインスペースには、新たにマチカフェコーヒー・焼菓子の売場を設置。釣り銭機能内蔵式コーヒーマシンを採用することで、その場で決済させる。

この1~3は従業員の作業削減を目的としている。さらに2、3はお客がレジに並ばなくても決済できる環境を整え、レジ待ち混雑解消を図る。これによって客数アップを狙う。また同店での実験効果が得られれば、都市型立地のローソン店舗への水平展開を進めていく。

さらに、イートインコーナー(6席)では新たなサービスを導入して、ビジネスパースンにとって快適で便利な休憩環境を提供する。

(1)情報タブレットを設け、ローソンアプリや雑誌、新聞紙面ビューアーを利用できるようにする。

(2)「文具貸出コーナー」を設け、ボールペン、修正液、はさみ、のり、セロハンテープなどを貸し出す。

(3)モバイルバッテリーのシェアリングサービスChargeSPOTを導入する。これは10月2日から開始した新サービスで、2019年2月末までに東京都23区内を中心として100店舗に導入していく。

(4)アロマの香りを嗅ぐことができるスペースを設ける。これはローソンでは初の試みになる。

■ローソンJEBL秋葉原スクエア店 概要
所在地/東京都千代田区神田練塀町85
営業時間/24時間
売場面積/約98㎡(30坪)
リニューアルオープン日時/2018年10月9日(火)

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