ヨークベニマルnews|新フォーマット「ヨークマルシェ大和町店」11/16出店
(株)ヨークベニマル(福島県郡山市、真船幸夫社長)は11月16日(金)、宮城県仙台市若林区に売場面積301坪の新フォーマット「ヨークマルシェ大和町店」を開店する。
ヨークマルシェは、限定商圏に対応するために開発した300坪タイプの小型店だ。大和町店は老朽化のため1月21日から休業していたヨークベニマル大和町店の跡地に出店する。
場所は地下鉄東西線の卸町駅と薬師堂駅の中間地点。1㎞圏内の人口は約3万2000人、世帯数は約1万5500世帯で、平均世帯人数は約2人。2015年に地下鉄東西線が開通して仙台中心部へのアクセスが便利になったため、単身者が増加している。20代から50代の人口比率は、仙台市の平均を上回る。また半径2km圏内には、小・中学校が集中していて、子育て世代が多い地域だ。
301坪のコンパクトな売場では、「即食性」「簡便性」「個食」「健康」を軸にしたメニュー提案をコーナーごとにまとめて展開する。
青果売場は、生産者を表示して地場野菜を提供する。また、旬の三ツ星果実や、宮城県産野菜を強化する。鮮魚売場は、刺身の厚さや種類、切れ数など、顧客の要望に応じて販売する「ここだけのサービス」を展開する。さらに、簡便性の高いレンジアップ商品も多く取り揃える。精肉売場は、赤身牛肉を中心にさまざまなメニュー提案をする。
惣菜・寿司・ベーカリー売場は、近くに事業所が多い地域環境に対応して、昼食メニューの充実を図る。また、単身者に合わせた少量サイズも数多く品揃えする。
酒コーナーは、従来よりも種類を増やして、つまみ売場を隣接することで、仕事帰りの顧客の立寄りを促す。
小型店でも通常店と同様、車椅子でも利用できる駐車場や店内通路をはじめ、多目的トイレや点字ブロック、出入口へのスロープの設置などで「バリアフリー新法」に準じた設備を整える。また、オール電化設備を備え、省エネや環境対策に配慮する。休憩スペースも設置する。
ヨークベニマルの店舗数は、福島県77店舗、宮城県59店舗、山形県21店舗、栃木県30店舗、茨城県38店舗で、合計225店舗(実質稼動は222店舗)となる。
■ヨークマルシェ大和町(やまとまち)店 概要
所在地/宮城県仙台市若林区大和町四丁目6番1号
店長/長嶋昌延(ながしままさのぶ)
敷地面積/全体2771㎡(838坪)
ヨークベニマル延床面積/1643㎡(496坪)
ヨークベニマル売場面積/996㎡(301坪)
構造/鉄骨造平屋建て
駐車台数/48台
駐輪台数/50台
営業時間/10:00~22:00(年中無休)
年商見込/12億円
取扱品目/食料品、酒、住居関連品
テナント/惣菜、寿司、ベーカリー、クリーニング、ATM1台(セブン銀行)
従業員数/75名(正社員15名、地元採用者60名)