ダイエーnews|46年間営業の「ダイエー横浜西口店」惜しまれつつ2/11閉店

(株)ダイエー(東京都江東区、近澤靖英社長)の「ダイエー横浜西口店」が2月11日(火)に閉店した。

ダイエー横浜西口店の前身は1968年に開業したサンコー横浜店。増築後、1972年4月にダイエーとしてオープンし、46年が経過した。

店舗は、本館と新館で構成されている。本館1階は、食料品売場とフードコート。2階には婦人・紳士衣料売場、3階から上は南幸市街地住宅が入居していた。

新館1階は、日用消耗品と化粧品、薬局。2階はシューズ・バッグ売場、3階はインテリア、キッチン用品などを販売した。4階から7階には専門店が入り、ブックファーストや百円均一ショップのキャンドゥが入居していた。専門店は閉店に先立ち、2019年1月31日(木)に営業を終了していた。

入口のエスカレーター前に設置された「ありがとう横浜!」の思い出ボードには、重なり合うほどのメッセージが貼られていた。

閉店にあたり、売りつくしセールが行われていた。最終日にはレジが長蛇の列となり、18時閉店が1時間以上延びた。

最後のお客が店を出た19時過ぎに、スタッフ全員が後ろから見守る中、平岡店長が46年間のお礼の挨拶をした。

そしてシャッターが降りるまで、スタッフのお辞儀が続いた。

2011年に発生した東日本大震災では、周辺の道で地割れが発生して一時営業を見合わせた。46年という長い年月による老朽化もあり、商業施設と賃貸用住宅の全面建て替えが予定されている。

【結城義晴の述懐】
私ごとで恐縮だが、私の実家は横浜市西区宮ヶ谷。ダイエー横浜西口店には、46年間お世話になった。取材でも42年間、お世話になった。

心から感謝したい。「ありがとうございました」。素晴らしくなって、甦れ。新世界を見せてくれ。

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