三井不動産news|COREDO室町テラス(東京・日本橋)に台湾「誠品生活」初出店
三井不動産(株)(東京都中央区、菰田正信社長)は9月27日(金)にグランドオープンする東京都日本橋の商業施設「COREDO(コレド)室町テラス」2階に出店する「誠品生活日本橋」の概要を発表した。
「誠品生活日本橋」は、誠品生活股份有限公司(台湾台北市、吳旻潔会長)が日本初進出となる店舗だ。三井不動産と誠品生活股份は、日本における「誠品生活」事業のライセンスを保有する合弁会社「誠品生活MF(株)」を設立している。また「誠品生活日本橋」は、有隣堂がライセンシーとして運営する。三井不動産が、ライセンス保有会社へ共同出資するのは初めてだ。
誠品生活股份は、台湾をはじめ、香港、蘇州、深圳などの国・地域に48店舗を展開している。書店だけでなく、ギャラリー、パフォーマンスホール、映画館、ワインセラーなど多種多様な文化・コンテンツを運営するほか、外食業、ホテル業も手掛けている。「世界で最もクールな百貨店14」に選ばれるなど評価が高い。
誠品生活日本橋は「くらしと読書のカルチャー・ワンダーランド」をコンセプトにする。
フロアは「誠品書店(書籍)」「文具」「セレクト物販・ワークショップ」「レストラン・食物販」の4ゾーンで構成される。書籍ゾーンで「誠品書店」独自の読書文化を提案する。日本初進出5店舗を含む約50の台湾ブランドや、日本をはじめ世界中から洗練されたアイテム、フード、ワークショップを揃える。
空間設計は、台湾を代表する建築家、姚仁喜(クリス・ヤオ)氏が手掛ける。「古今交差」「新旧融合」のコンセプトのもと、日本橋の歴史・文化を「誠品生活」の美意識を通して表現したデザインとなっている。
同店では体験型イベントとして、文化人によるトークセッション、音楽イベント、アート展、料理実演など、バラエティに富んだコンテンツを定期的に展開していく。