阪急オアシスnews|NSC核店舗キセラ川西店8/2出店、ガーデンテラス併設

(株)阪急オアシス(大阪府豊中市、並松誠社長)は、8月2日(金)に、兵庫県川西市に「阪急オアシスキセラ川西店」を出店する。自社開発第2弾となるネイバーフッド型ショッピングセンター(NSC)「オアシスタウン川西キセラ」のキーテナントとしての出店だ。

敷地面積約3万1007㎡に地上3階建ての施設で、1階、2階が商業フロアになる。1階に阪急オアシス、ユニクロ、無印良品、ABCマート、2階にエディオン、ダイソー、AOKI、温浴施設、そしてH2O保育園・医療モールなどが入る。

同施設は阪急宝塚線川西能勢口駅から約500mの距離に立地する。店舗1km圏内の人口は、年代別では30歳代~40歳代のシェアが約29%、次いで70歳代~80歳代が約22%と、いずれも兵庫県の平均を上回っている。また世帯別構成では単身世帯が約35%と最も多く、次いで2人世帯。店舗北西エリアは戸建て住宅に住む団塊世代・高齢者が多く、南東エリアは戸建て・マンションが混在して、20歳代~40歳代のシェアが約40%を超える。

こうした商圏特性から、阪急オアシスキセラ店は「ゆっくり選べる」「過ごす・楽しむ」「賢くお買物できる」をコンセプトに、広域からの集客を図る。「アクティブシニア層」にはこだわりや健康、少量軸での提案を、30歳代~40歳代の「子育てファミリー層」にはお買い得感・健康軸での提案をテーマに、630坪店舗に最新MDを投入する。また施設内を流れる小川に沿って「ガーデンテラス」を設けて、BBQセットの貸出しも行う。さらに併設する「ガーデンカフェ」では、カフェメニューに加え、朝食メニューを展開して、「食べる・集まる・過ごせる」環境づくりを目指す。

農産では「鮮度」「価値」「価格」を重視した商品を提案する。朝採りレタスや玉子などの鮮度追及品の展開、競合他社に負けない価格の打ち出しで集客部門化する。サラダコーナーでは、「クイック」「サポート」「プラス」を柱とし、健康・時短・合理性を追求した編集に加え、Kitchen&Marketで人気の「サラダバー」を導入する。

水産は、「即食」「ボリューム(大容量)」「こだわり」をテーマにMDを編集する。アクティブシニア層にはマグロに特化した鮨や造り、もずくや、めかぶなどの海藻コーナーを訴求していく。塩鮭・ちりめん・魚卵・タコなどのボリューム品の価格対応、週末ファミリー層向けの大容量パックなど、「ここに来ればすべてが揃う」売場を目指す。

畜産は、「健康」「簡便」「量目」をテーマに編集する。アクティブシニア層には、「いいものをちょっとずつ」の取り組みとして、A4ランクで肉質の良い黒毛和牛を少量目で提案する。また、ラム肉や鴨肉などの「ヘルシーミート」もコーナー化する。その場で食べられるミートデリは「上質な素材とミートデリの連動」として熟成デリに加え、ローストしたチキンやビーフを展開する。

惣菜は、即食の充実・拡大に向け「見やすさ」「買いやすさ」をテーマにカテゴリーの編集を行う。ボリューム商品として、野菜出汁を使用した唐揚げ「唐山車(からだし)」をコーナー化する。お好み焼きやだし巻き、ハンバーグなどを、時間帯に応じて提供する「千焼(ちやき)」では、売り方、見せ方も工夫していく。「からだ想い」のコーナーでは、従来の低糖質だけではなく、たんぱく質源も取り入れたメニューを新たに揃える。

ガーデンテラスに併設された「ガーデンカフェ」では「楽しく」「可愛い」「落ち着く」をテーマに、ドリンクメニューや新規開発したカスクートやクロワッサンにサラダがセットになったメニューを揃えるなど、食事と物販が一体となった売場を目指していく。

グロサリーは、商圏や競合を踏まえた売場バランスの構築、SKUを設定し、簡便即食、菓子、リカー(ワイン)を強化する。ヘルス&ビューティーコーナーではシニア層に向けた「シニアプラス」商品を展開する。デイリーフードは「健康」「個食」「簡便」「こだわり」をテーマに、減塩、低糖質、ヘルシー商品の提案、冷凍おかず、冷凍おこわを品揃えしていく。そして「Café Sandwich+」ではバーガーメニューを新規導入するなど、意欲的な試みが随所に見られる。

■阪急オアシスキセラ川西店 概要
所在地/兵庫県川西市火打1丁目16番6号
開店日/2019年8月2日(金)
売場面積/2080㎡(630坪)
営業時間/10:00~21:00
ガーデンカフェ営業時間/9:00~21:00
駐車台数/827台
駐輪場/799台
年間休日/1月1日・2日
年商目標/約25億円
店長名/小田靖之(おだやすゆき)
従業員数/174名(社員25名、パート・アルバイト149名)

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