ヨークベニマルnews|ヨークベニマル水戸元吉田店(703坪・19億円)出店
(株)ヨークベニマル(福島県郡山市、真船幸夫社長)は2月22日(土)、茨城県水戸市に「ヨークベニマル水戸元吉田店」を開設する。同社が開発する近隣型ショッピングセンター「ヨークタウン水戸」の核店舗としての出店だ。このヨークタウン水戸は日本ビクター水戸工場跡地の商業ゾーンに開設される。商業ゾーンには水戸市初出店となるカインズ水戸店やユニクロ、GU、ダイソー、ウエルシアなどの専門店が出店する。
ヨークタウン水戸は、水戸市中心部から東寄りに位置し、店舗まではJR水戸駅から南東へ車で約12分、北関東自動車道水戸南インターチェンジからは、車で約8分の距離にある。近隣には日本三名園の一つ「偕楽園」がある。2月下旬から3月にかけて開催される「梅まつり」や7月下旬から8月上旬に行われる「水戸黄門まつり」には、多くの観光客が集まるエリアだ。
商圏は1km圏内に、世帯数4243世帯、9727人が居住する。世帯人員は約2.3人で、子育て世代や単身世帯が多い地域とだ。
水戸元吉田店の売場面積は703坪。ここで生鮮強化、地産地消、簡便即食のマーチャンダイジングを展開する。
青果部門は、茨城県産の農産物の仕入れを強化する。近隣の契約農家から鮮度の良い野菜を毎日仕入れ、カット野菜コーナー、サラダコーナーを展開する。
鮮魚売場では、まぐろを強化し、切り立て、つくり立ての刺身を提供する。また、近海の丸魚コーナーも設ける。
精肉売場では、「常陸牛」をはじめ黒毛和牛など地域商品を、またファミリー向けには子どもの好きなハンバーグや焼肉の商材を揃える。さらにローストビーフなどの生食コーナーも設ける。
単身者向けには少量の使い切りサイズ商品を揃えるほか、若いファミリー向けには鮮魚の「骨なし商品」や焼くだけの「フライパンメニュー」、惣菜といった簡便商品を展開していく。また、夕方や夜の来店客に向けた「でき立て・つくり立て」商品やレンジアップ商品も強化カテゴリーだ。
これらの惣菜、寿司、そしてベーカリーはグループ会社の(株)ライフフーズが担当する。
同店は従業員数105名体制で年商19億円を目指す。
■ヨークベニマル水戸元吉田店
所在地/茨城県水戸市元吉田町1037番地4
店長/秦貴志(はた たかし)
敷地面積/1万1707㎡(3541坪)
ヨークベニマル延床面積/3280㎡(992坪)
ヨークベニマル売場面積/2324㎡(703坪)
構造/鉄骨造・平屋建て
ヨークタウン水戸駐車台数/694台
ヨークタウン水戸駐輪台数/291台
営業時間/9:30~22:00(年中無休)
年商見込/19億円
従業員数/105名(正社員20名、地元採用者85名)