フジnews｜広島市内に都市型248坪ピロティタイプ｢フジ小網店｣を3/6出店

(株)フジ(愛媛県松山市、山口普社長)は3月6日(金)、広島市中区に「フジ小網店」をオープンする。フジ小網店は248坪と、フジが展開する標準店舗より小型のスーパーマーケットだ。フジとしては初めて１階が駐車場、２階が売場というピロティ型の店舗構造を採用した。小網店の出店で、広島県内の店舗数は21店舗、フジ全店では98店舗となる。

同店は広島市内中心部の平和大通りに近い、広島電鉄江波線沿いに立地する。商圏内の人口は増加傾向にあり、単身世帯の割合が約64％と最も高い。年齢構成では男女ともに30代～40代、70代以上の割合が高い。また店舗周辺には事業所や商業ビルが多いためオフィスワーカーなど、昼間人口が増加するエリアでもある。

これらの商圏特性を踏まえ、昼食需要の対応を強化するとともに簡便・即食・時短商品、少量・食べきりサイズなどの品揃えを充実させる。

惣菜はオフィスワーカーの昼食需要向けに、日替わり弁当やお好み焼き、サラダなどのでき立て商品を、インストアベーカリーの焼きたてパンを提供していく。

また単身世帯が多いため、｢じぶんじかんごはん」をキャッチコピーとして、半調理品やレトルト商品などの簡便・即食・時短商品や冷凍食品を、また生鮮食品や惣菜は小容量商品やバラ売りを充実させる。

さらに「健活・美活・贅活・楽活」をテーマに、機能性商品やブランド肉など付加価値のある商品を揃える。

ハード面ではセルフレジを導入。またコンパクトな店内だがWi-Fiを完備したレストスペースを設けている。さらに都市部の限られた敷地だが、駐車スペースは18台分を確保している。

■フジ小網店
所在地／広島県広島市中区小網町７番４号
営業時間／9：00～23：00
建物構造／鉄骨造2階建
敷地面積／1570㎡（476坪）
延床面積／2694㎡（816坪）
店舗面積／820㎡（248坪）
投資額／約6.8億円
年商予定／10.3億円
駐車台数／18台
責任者店長／丸岡憲史