サミットnews|サミットストア神田スクエア店(100坪・7.6億円)7/10開業

サミット(株)(東京都杉並区、服部哲也社長)は7月10日(金)、東京都千代田区に同区内初出店となる「サミットストア神田スクエア店」を開店する。

同店は神田錦町の旧東京電機大学神田キャンパスおよび神田警察署跡地で開発されるオフィスビル「神田スクエア」の1階商業施設部分への出店となる。売場面積100坪で、年商7億6000万円を目標とする。

オフィスビルへの出店となることから、セルフレジ5台、セルフ精算レジ1台を設置し利便性を高めた。

売場面積100坪クラスの店舗運営は八幡山店(世田谷区内、2005年閉店)以来となるが、これまでの小型店(久我山店138坪、弦巻通り店149坪、笹塚店166坪など)で培ってきた経験を生かして他にはない、顧客に寄り添った、買い回りしやすい店づくりを目指す。

神田スクエア店の圏内の単身世帯比率は64.3%(サミット平均48.8%、2015年国勢調査)と同社平均を大きく上回っている。20~39歳の構成比も34.9%(2018年住民基本台帳)と同社平均の27.0%を大きく上回る。

同店の商圏内の世帯数・人口の過去5年間の伸び率は千代田区平均、東京都平均を上回っている。この地域は地価は高いもののアクセスの良さなどから近年人口が増えている。現在も高層オフィスビル、マンション開発が進んでおり、今後も人口や就業者の増加が見込める。昼間人口が多く、0.5km圏内で9万7202人となっている。

最寄りの駅は、北東に都営新宿線小川町駅(丸ノ内線淡路町駅、千代田線新御茶ノ水駅直結)、北西0.6kmに都営新宿線・三田線、東京メトロ半蔵門線神保町駅があり、いずれも徒歩圏内だ。

サミットの特徴の一つは、バックヤード面積が広いことだ。神田スクエア店も売場面積100坪に対して、バックヤード面積40坪を確保している。これによって、ジャスト・イン・タイムの生鮮や惣菜の提供が可能となる。

青果売場では少量・適量の品揃えをメインにし、キャベツの1個や大根の1本などの品揃えはしない。果物も品揃えを絞り、りんごやオレンジなど袋物の大容量商品の品揃えもしない。「フレッシュサラダ・カットフルーツ」は、小サイズのものを中心に品揃えし、総菜コーナーに隣接させる。仕事の休憩中に短時間で買物ができるような売場づくりを行う。

鮮魚売場では、味付け済みの魚、ミールキットなどひと手間加えるだけで食べられる「簡便・半調理品」や「刺身」の品揃えを強化した。また、生鮮魚丸物の3枚卸し・開き・輪切りや、切り身の小切れなどを商品化することで、地域住民のニーズに対応する。

精肉売場でも売場スペースが限られているため、他店舗で実施している用途別陳列でなく、畜種別の陳列を採用した。限られた売場ではあるが、地域特性に合わせて高品質の黒毛和牛、黒豚、みつせ鶏を用意する。

惣菜売場では、近隣のオフィスワーカーの昼食需要を捉えて、米飯や寿司を中心に値頃感と適量を意識した品揃えを実施する。曜日ごとに品揃えを変化させることで、飽きのこない売場を実現する。夕方以降に向けては、おかずやおつまみの売場を拡大し品揃えを充実させる。

同店の開店により、サミットストア店舗数は東京都84店舗、神奈川県16店舗、埼玉県14店舗、千葉県5店舗を合わせて、119店舗となる。

■サミットストア 神田スクエア店
所在地/東京都千代田区神田錦町2-2-1
売場面積/330㎡(100坪)
バックヤード/122 ㎡ (37坪)
駐車場/なし
駐輪場/38台(施設共用)
営業時間/平日8時~22時 土日祝9時~22時
休日/年2日
年商目標/7.6億円
店長/根本 祐一(ねもと ゆういち)
従業員数/39.3人(正社員14.0、パートタイム・アルバイト社員25.3人)  ※パートタイム・アルバイト社員は173時間/月=1人で計算
圏内世帯数/1次商圏半径0.5km以内:2975世帯、4714人
2次商圏 半径 1.0km以内:9515世帯、1万5183人
3次商圏 半径 1.5km以内:2万6391世帯、4万3004人

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