サミットnews|新・サミットストア五反野店(636坪・35億円)12/9開設

サミット(株)(東京都杉並区、服部哲也社長)は12月9日(水)、東京都足立区に「サミットストア五反野店」を開店する。1977年3月にオープンし、サミットの礎となった旧五反野店を2019年8月1日に閉店して、スクラップアンドビルドした。

五反野店は東武伊勢崎線五反野駅から徒歩1分に位置する駅前店舗だ。商圏を見ると、半径0.5kmの1次商圏に7952世帯・1万4459人を有する。サミット平均よりも高く、しかも人口は増加傾向にあるエリアだ。年齢別人口比率では10~29才が21.0%と、東京都平均の19.4%より高く、30~39才は低い。そして半径1.5km以内の3次商圏まで拡げると5万5728世帯・10万5624人と、商圏は厚い。

新店は地上3階建てで、1階がサミット直営のスーパーマーケット。売場面積を旧店の約1.4倍の636坪に拡張している。2階は新たにテナントを導入し、3階はクリニックエリアを設ける。

売場づくりは地域住民だけでなく、駅利用者もターゲットにして、サミットの最新MDを導入する。ハード面ではキッズスペースを設け、サービス面ではマルチコピー機導入による行政サービス代行や収納代行を行う。また新規に専任の案内係を配置する。これによって年商35億円を見込む。

生鮮は即食商品を強化する。青果売場では「カットフルーツ&フレッシュサラダコーナー」を設け、隣接させて焼きいも機を新規導入し即食商品をゾーン展開する。「農家さんから直送コーナー」は、売場を拡大する。

鮮魚部門では、煮魚・焼魚を調理する専用のコンベクションオーブンを新規導入し、お客の目の前で調理して、ライブ感を演出しながらでき立てを訴求していく。また、新設する「おさかなキッチンコーナー」では、魚の加工調理や、対面で「本日のおすすめ品」の推奨販売、食べ方・調理方法について提案する。単身者向けに少量商品の品揃えを、ファミリー向けに大容量商品の品揃えをそれぞれ充実させる。

精肉売場では、直近の新店で支持の高い焼肉売場を先頭の冷蔵平ケースに設置し、平日と週末で売場に変化を付けて訴求していく。サミットオリジナルの生鮮素材を使用したレンジアップ商品は、中華風の2商品を新規に販売する。駅至近に立地していることから旧店は生食商品の構成比が高かった。このため新店ではグリルキッチンコーナーと生食商品売場を隣接させ即食売場をゾーンとして展開する。

総菜売場では、作業場と売場を一新する。作業場を大きく開口し、グリドルや焼とり焼台を売場から見えるところに設置することで、ライブ感や手づくり感が伝わる売場に変える。専門店を参考にした和総菜の品揃えを充実させる。

ベーカリー売場では、売場から作業場内が見えるようにし、ライブ感・シズル感を演出していく。地域特性や昼食需要に合わせ、窯焼きピッツァ、店内製造のサンドイッチ、調理パン、スイートドーナツを充実させる。また精肉部門のグリルキッチンで焼き上げたハンバーグを使ったハンバーガーを新規に導入する。

■サミットストア五反野店
住所/東京都足立区中央本町2丁目26番13号
建物構造/地上3階建て
スーパーマーケット売場面積/2102㎡(636坪)
スーパーマーケットバックヤード面積/973 ㎡(294坪)
駐輪台数/195台
駐車台数/60台
営業時間/9:00~25:00
年間休日/年2日
年商目標/35億円
店長/柴田泰弘(しばたやすひろ)
従業員数/142.4人(正社員28.5人、パートタイム・アルバイト社員113.9人)※パートタイム・アルバイト社員は173時間/月=1人で計算

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