高島屋news|3月「横浜高島屋」地下食料品フロア増床グランドオープン

(株)高島屋(大阪市中央区、村田善郎社長)と(株)相鉄ビルマネジメント(横浜市西区、森村幹夫社長)は、「相鉄ジョイナス」地下1階の一部(1700㎡:514坪)に横浜高島屋が出店し、既存の食料品フロアと一体的な売場とする計画を段階的に具現化してきたが、3 月中旬に4期目となるエリアをオープンする。

今回はライブ感にこだわり、「出来立て・焼き立て」を提供するブランドを中心に14区画がオープンする。これによって計画が完結し、横浜高島屋の食料品フロアは全体で約5000㎡(1523坪)となる。日本国内でも最大級の「デパ地下」が完成する。

約400㎡(121坪)の売場に地元・横浜や都内でも人気のベーカリーが出店する。40ブランド・500種類以上のパンを取り揃える国内でも有数の規模を誇るパンコーナーが誕生する。店内厨房で焼きあげるパンの香ばしい香りが広がる売場にイートインスペースも併設する。もちろんすべての商品を一カ所で会計できる。また、昨年12月にオープンした「hama-pla」で好評だった設置型AIレジ「Wonder Resister(ワンダーレジスター)」を2台導入することで、非対面での購入も可能だ。

そのほか、海外でも人気のブランドや横浜店デビューのスイーツ、話題のヴィーガンを取り入れた地中海・アラビア料理のデリカテッセン、「おこわ専門店」が手掛ける大きな鉄板でライブ感を演出してつくる洋食弁当などが揃う多彩な食品売場となる。

•KANAGAWA BAKERs’ DOCK (カナガワ ベーカーズ ドック)
パン職人とパン好きのお客をつなぐ地元・横浜に本社を構える(株)ハットコネクトと横浜高島屋が共同で開発した、神奈川県下のパンを集めた編集型ショップ。神奈川県内には腕利きパン職人が大勢いる一方で「世の中に知ってもらう機会がない」、「後継者がいない」などの理由で廃業せざるをえない店も数多く存在する。そんななか、地元のパン職人に対して販売機会を創出すること、パン業界の未来を切り拓くことを目的としてこのような編集型ショップをオープンすることとなった。販売ブランドは、「ベッカライ徳多朗(横浜市青葉区元石川)」「パリジェンヌ(横浜市都筑区荏田南)」「ル・ミトロン(横浜市神奈川区神大寺)」「マリンベーカリー(横浜市中区新山下)」など。

•Bluff Bakery (ブラフベーカリー)
栄徳剛氏がオーナーシェフ を務める、横浜・元町の人気ベーカリーの一つ。シナモンロールやベーグルなど本格的なニューヨークスタイルのパンを提供する。アメリカンサイズながら上品な甘さが特徴で、一口食べると止まらないというファンも多い。

•Bon Vivant (ボンヴィボン)
横浜・青葉台に店を構える地元ベーカリー。代々続く老舗ベーカリーの長男として生まれ、パンの世界大会での優勝歴もある児玉圭介氏がオーナーシェフを務め、フランス語で「幸せに生きる」を意味する「ボンヴィボン」の名前の通り、日々幸せを感じられるおいしいパンをつくり続ける。中でも代表商品の「生クリームあんぱん」は、もっちりとした薄めのパン生地に甘さをおさえたつぶあんと軽やかな生クリームをたっぷり詰め込んだ新食感が人気の逸品。

•SHIGERU KITCHEN (シゲルキッチ)
台東区柳橋にある老舗の焼鳥屋「鳥茂 」の二代目が2017年に神奈川県にサンドイッチ店をオープンした。田原町に店を構える人気老舗ベーカリー「ペリカン」の食パンに、ジューシーな「鳥茂」のつくねを挟み込んだ「Torishige Tsukune (タレ・シオ)」が一番人気。すべてのバーガーに「鳥茂」の裏名物とも言われる糠漬けを刻み込んだタルタルソースを使用することで、コク深さのなかにほのかな酸味がクセになるようなサンドイッチに仕上げている。

•FARO (ファーロ)
渋谷区代々木に本店を構える「FARO」はイタリア語で「灯台」を意味する。神奈川県には初出店となる。新鮮なこだわり野菜や魚をメインとした、断面の美しい厚切りグルメサンドイッチを常時約10種類揃える。本店で一番人気の、銚子産サバとレモンのサンド「SABA OLIVE 」や、食物繊維がたっぷりの「SPINACH (ほうれん草)」のほか、FARO初のスイーツサンドとなる低糖質ブラン使用のフルーツサンド「FRUTTA 」など毎日食べても飽きないラインナップだ。

•ジュウニブンベーカリー
代々木八幡で人気の「365 日」を手掛ける杉窪章匡シェフによるベーカリーが神奈川県に初出店する。「いつもよりちょっといい気分、いい暮らし」がテーマの「ジュウニブンベーカリー」は、国産小麦や食材にこだわり、具材から手づくりする自然派のパンが人気。看板商品は、高加水生地で有塩バターを包んで焼き上げたみずみずしくモチモチとした食感が特徴の「風船パン」。

•MAISON ICHI (メゾン・イチ)
2006年に西馬込にオープンし、その後パン・スイーツ・フレンチデリを楽しめる複合店として2012年に代官山に新たにオープンした。神奈川県には初出店となる。液体天然酵母と選りすぐりの小麦を使ったパンは、もっちり食感が特徴だ。

•Saint Germain (サンジェルマン)
昨年50周年を迎えたサンジェルマンが、約130種類に品揃えの展開規模を拡大してFoodies Port1から移設して、リニューアルオープンする。売場併設のパン厨房を充実させて「鮮度」にこだわった焼き立てのパンを提供する。

•ÉCHIRÉ PÂTISSERIE AU BEURRE (エシレ・パティスリー オ ブール)
優れた乳製品の産地として知られるフランス中西部・エシレ村で生産されるA.O. 認定発酵バター エシレ の菓子専門店。店内厨房で当日焼きあげる人気のフィナンシェ、マドレーヌのほか、横浜高島屋でしか購入することのできない「ショソン・エシレ」を限定販売する。

•La Maison du Chocolat (ラ・メゾン・デュ・ショコラ)
「ガナッシュの魔術師」と称えられる創始者ロベール・ランクス氏が1977年、パリで創業した高級ショコラ専門店。神奈川県に初出店する。横浜高島屋限定商品として、人気のエクレールのミニサイズ2種をセットで用意する。

•LADURÉE(ラデュレ)
1862年にパリで創業した老舗パティスリーメゾン。マカロン・コックの間にガナッシュを挟んだ現在のマカロン「マカロン・パリジャン」発祥の店としても知られる。濃厚なチョコレートガナッシュのフォンダン・ショコラを挟みこんだマカロン「フォンダン・マカロン」を先行販売する。

•CARVAAN Delicatessen (カールヴァーン・デリカテッセン)
「非日常的にして異文化溢れる空間」をコンセプトに地中海・アラビア料理を提供する。世界から直輸入する香辛料やドライフルーツ、ナッツ、天然塩、花蜜糖など厳選した素材を使い、アラビア諸国の伝統料理に 「カールヴァーン」ならではのアレンジを加えた色鮮やかでヘルシーな料理のほか、砂糖を使わないデザートやヴィーガン・ジェラート、自社醸造所で造るクラフトビールを提供する。

•GRILÉ SA・KU・RA YOKOHAMA (グリエ サ・ク・ラ ヨコハマ)
おこわ専門店「おこわ米八 」が手掛ける新ブランド。開港以来、異国の文化を取り入れてきた港町・横浜で “お米” にこだわった新たな洋食を提案する。厨房に大きな鉄板を設置して豪快に焼きあげ、熱々の出来立てにこだわると同時に、ライブ感を演出する。手づくりのハンバーグや、とろとろのオムライス、ナポリタンなどの人気のメニューを取り揃えるほか、季節に合わせたメニューも用意する。

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