コーナンnews | ベトナム10号店、カンボジア1号店を7/1同日オープン
コーナン商事(株)(大阪府大阪市、疋田直太郎社長)は7月1日(金)、ベトナム社会主義共和国に「コーナンジャパン ロンビエン店」をオープンさせた。子会社である「コーナンベトナム」による運営で、同店の出店でベトナム国内は10店舗目となる。
ロンビエン店は、ベトナムの首都であるハノイ市の中心部にあるホアンキエム湖から東に約5kmに位置する、ロンビエン区内の「イオンモール・ロンビエン」にオープンした。ロンビエン区は、ハノイ市のマスタープランにおいて新興住宅エリアとして定められていて、住宅開発や道路整備が進むなど人口増加の著しい地区である。新興住宅地の生活者のニーズに対応した食器やインテリア雑貨やアウトドア用品を展開する。とくに同社のPBである「LIFELEX」や「SOUTHERNPORT」と共に、ベトナムに工場を持つ日系企業や技術やデザインに優れたベトナム企業と協業することで、独自商品・サービスの開発で現地ニーズにより深く対応する。
同社はベトナム展開のため2016年にコーナンベトナムを設立。以降、イオンモール内を中心に出店を重ねてきた。2021年2月期時点で8店舗、17億2500万円の売上高となった。しかしコロナ禍によるロックダウンの影響で出店の停滞や営業時間の縮小によって2022年2月期は15億8600万円の減収となったが、今期(2023年2月期)は巻き返すべく、ハノイにもう1店、ホーチミン1店をオープン予定している。
さらにコーナン商事は7月1日、カンボジア1号店となる「コーナンジャパン センソックシティ店」を首都プノンペンにオープンさせている。「イオンモールセンソックシティ」内への出店だ。運営するのは子会社「コーナンカンボジア」。
同社は今年2月にコーナンカンボジアを設立しており、東南アジア各国での拡大を目指す。年度内にカンボジア2号店を予定している。