セブン-イレブンnews|積雪エリア店舗でのソーラー発電システム実証実験

(株)セブン-イレブン・ジャパン(東京都千代田区、永松文彦社長)は、積雪エリア店舗における太陽光発電設備の拡大に向けて 垂直ソーラー発電システムの実験導入を宮城県、山形県内の2店舗で開始する。

エア・ウォーター(株)(大阪市中央区、豊田喜久夫会長兼CEO)が開発した垂直ソーラー発電システム「VERPA(ヴァルパ)」を導入するもので、積雪地店舗での太陽光発電の有効性に関する実証実験を8月下旬より実施する。

セブン-イレブンはこれまで、店舗運営に伴うCO2排出量削減の取り組みとして、店舗屋根上への太陽光発電パネルの設置を進めていて、今年2月末時点で全店舗のおよそ4割に当たる約9000店舗へ設置を完了している。一方、積雪等による影響で十分な発電効果が得られないエリアでの導入は難しく、解決策の検討を続けていた。

今回、課題解決の新たな手段として、積雪の影響を受けづらい垂直設置が可能なソーラー発電システム「VERPA」を導入することとなった。今後、屋根置き同等以上の発電性能、フリーメンテナンス性、耐荒天候、店舗利用者の評価などさまざまな有効性が確認できた先には、エリア拡大および追加設置によるCO2排出量の削減を推し進めることが可能となる。

なお、今回の導入に伴うCO2排出量の削減効果は1店舗当たり約15%削減を見込んでいる。

■導入店舗と概要
セブン-イレブン迫佐沼北方店(宮城県登米市迫町佐沼字新大瀬144)
セブン-イレブン蔵王みはらしの丘店(山形県山形市みはらしの丘1丁目4-2)
設置数/24ユニット(モジュール総発電能力; 25.2kW-DC / パワコン出力9.9kW-AC)
年間発電目標/2万kWh以上
実証期間/2024年8月~2027年3月

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