ローソンnews|1/19環境配慮木造モデル店舗「ローソン館林木戸町店」開業

(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は、木造の環境配慮モデル店舗「ローソン館林木戸町店」(群馬県館林市)を1月19日(金)にオープンさせた。

同店では、断熱性能の高い「CLT」を、コンビニエンスストアとしては初めて店舗の構造や内装に使用している。CLTとは「Cross Laminated Timber」で「直交集成板」のこと。厚みのある木板を木目が直交するように複数層重ね、接着剤で張り合わせた木質建築材料。強度が高く、断熱性に優れている。建築物の省エネ・省CO2化が期待できることから、国では2020年度のCLTの普及を目指している。

同店では、国産杉を使用したCLTの使用により、建築断熱性能を向上し、電気使用量の削減による省エネと、店舗建設時のCO2排出量の削減を目指す。また、省エネ施策や太陽光発電設備による創エネ施策を導入して、外部調達する電力量を2016年度の標準的な店舗対比で約6割削減できる見込みだ。

ローソンでは2008年から最新の省エネ施策と創エネ設備を導入して、実験・検証を行う、環境に配慮した店舗をオープンさせている。これまでに得られたノウハウをもとに、「LED照明」「CO2冷媒冷凍冷蔵機」「太陽光発電設備」を新規・既存の店舗へ順次導入していく。さらに今回のモデル店舗を通じて、今後、他店舗でのCLT活用の可能性も検討していく。

検索ワード: ローソン 館林木戸町店 環境配慮モデル店舗

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