JR東日本news|大宮駅西口でAI・IoT活用の「スタートアッププログラム」展示
JR東日本スタートアップ(株) (東京都渋谷区、柴田裕社長)は、12月3日(月)~9日(日)の7日間、大宮駅西口イベントスペース(埼玉県さいたま市大宮区錦町)で、「JR東日本スタートアッププログラム2018」で採択したベンチャー企業と、新しいサービスやビジネスのデモンストレーションを体験できる「STARTUP_STATION」を開催する。共催は東日本鉄道。
「JR東日本スタートアッププログラム2018」は、駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募るプログラムで、2018年は182件のビジネスアイデアがベンチャー企業などから寄せられた。
「STARTUP_STATION」では7つの展示と体験、検証実験が行われる。
①AdAsia Holdings Pte. Ltd.のダイナミックDOOH(屋外デジタル広告)の検証
②(株)エアークローゼットのIoTを活用した無人パーソナルスタイリング体験
③(株)Showcase Gigのスマートフォンとキオスク端末を利用した無人オーダーカフェ体験
④(株)TBMの再生可能素材「LIMEX」傘の展示
⑤メトロエンジン(株)のAIを活用した新幹線混雑予想表示(デジタルサイネージ)
⑥Motionloft,inc.のAIカメラを活用した流動調査と広告媒体の認知率調査
⑦「アクセラレーションコース」18社の協業プラン紹介
このデモンストレーションではIoTやAI活用の提案が多い。たとえば③のShowcase Gig(ショーケース・ギグ)では、スマートフォンとSuica対応のセルフ注文端末を利用した駅ナカカフェ店舗における実証実験を行う。
駅ナカでは利用者の待ち時間を減らしてスムーズにサービスを提供することが求められる。この実証実験では、一般の人にモバイルオーダーとセルフ注文端末を利用してキャッシュレスで商品を購入してもらって、その課題を探る。また、店舗側ではオペレーション軽減による店舗省人化を検証する。