ホールフーズnews|「2027年 食品・飲料8大トレンド予測」発表

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アマゾン・コム傘下のホールフーズ・マーケット(テキサス州オースティン、ジェイソン・ビューケルCEO)は「2027年 食品・飲料トレンド予測」を発表した。

同社は毎年、バイヤー・フォレジャー・料理専門家などで構成されるTrends Councilが、消費者動向・ブランドの新潮流・現場観察をもとに翌年の食トレンドを予測している。2027年は テロワール(産地性)・日本の洋食(Yōshoku)・美容×栄養「Beautrition」・ビター味覚の台頭 など、8つの大きな潮流が食卓・外食・小売りを動かすと予測している。

産地性(テロワール:Terroir’s New Territory)

この言葉は「土地の個性=味の違い」を指すもので、ワインの世界で使われてきた。これを他の食品カテゴリーに拡大する動き。土壌・気候・地形が生む“味の個性”を求める動きが食品全体へ波及。単一農園チョコレート、地域特定の蜂蜜、産地指定の穀物などが人気。海産物では「Merroir(海のテロワール)」という概念も台頭。ホールフーズはは単一農園オリーブオイル、特定農家のパルミジャーノ、産地限定コーヒーなどを強化している。

食とスキンケア(ビュートリション:Beautrition)
「美容は内側から」の考えで食とスキンケアの融合がトレンドとなっている。コラーゲン、抗酸化、健康脂質、保湿成分を含む食品が人気。これを科学的、機能的にとらえ直して、「美容目的の栄養食品」として再定義するトレンド。コラーゲンゼリー、スキンケア系グミ、オリーブオイルショット、飲む日焼け止め的商品が登場。サーディン(オメガ3・ビタミンD)、牡蠣(亜鉛・銅)など“肌に良い食品”が注目されている。食材由来の美容トレンド(“グレーズドドーナツ肌”など)も拡大

日本の洋食(The Yōshoku Effect)

日本の洋食(Yōshoku)が米国で本格ブームになろうとしている。ミルクパン、カレーライス、オムライス、ハンバーグなど“日本の定番食”が人気。SNSでオムライス動画、塩パン、コンビニのカツサンド・卵サンドが拡散。Whole Foods の日本式ミルクブレッド(2025年発売)が人から人を通じてヒット。調味料・パン・惣菜など、洋食系商品が小売りに拡大

定番料理のアップデート(Dish Reinvention)
なじみのメニューを新しい形で楽しむ動き。アメリカの家庭料理、人気料理、定番メニューをアップデートするトレンド。タコス化したスマッシュバーガー、フォカッチャ化したシナモンロールなど。レストランではクラブ・ラングーンディップなど創作系が増加。小売りではレモン味噌アルフレッド、マンゴースティッキーライスアイスなど新商品が登場している。

原材料の最少化(Ingredient Minimalism)
原材料は“少ないほど良い”という価値観を軸になろうとしている。添加物や超加工食品(Ultra Processed Foods)という家庭では作れないレベルまで加工された食品への懸念から、シンプルな原材料が評価。製造側も配合を簡素化。非UPF認証アプリや制度が普及している。ホールフーズは300以上の成分を禁止する品質基準を継続強化している。

苦みが主役に(Bitter Done Better)

消化・ウェルネス志向、ソバーキュリアス(ノンアル志向)から複雑な苦味が人気。ノンアルのアマーロ風飲料、フェンネル花粉・タラゴン・焦がし砂糖入りチョコなど。また、ラディッキオ、エンダイブ、ブロッコリー・ラベなど苦味野菜が拡大している。SNSではリコリス、ゴーヤなど強烈な苦味体験が話題となっている。

廃棄ゼロから循環型へ(Zero Waste 2.0)
食品廃棄ゼロを超えたアップサイクル製品が加工食品にも広がる。パンの端材→パスタ、オートパルプ→製菓材料、オリーブ搾りかす→調理油など。Whole Foods はコーヒー果肉(カスカラ)を活用した商品を展開。Too Good To Go など賞味期限を控えた商品の割引プログラムも活発になっている。

豆こそたんぱく源に(The Bean Boom)

豆が“たんぱく源の主役”になっていくという動き。バター豆のスープ、カリカリひよこ豆、レンズ豆ボウルなどが人気。小売りではレンズ豆インスタント、エダマメ・ルピニ豆スナックなどが増加している。Rancho Gordo など“豆クラブ”が人気となっている。

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