家電チェーンnews｜8月売上高は主要5社中4社増収/エディオン10.8%増

主要家電チェーンが8月の月次売上高を発表した。

(株)ヤマダホールディングス（群馬県高崎市、山田昇社長）の月次前年比はデンキセグメントが101.5％、住建セグメントが113.5％、金融セグメントが108.3.％、環境セグメントが101.0％だった。8月は、前年より土曜日が1日多い暦だった。一方、前年は4月から大型店を中心とした出店が続いていて、継続して前年の売上ハードルが高くなっていた。出店数 1、閉店数5。店舗数は965店舖。売場面積増減286万9322㎡(前期比4395㎡増）。

(株)ビックカメラ（東京都豊島区、秋保徹社長）の月次売上高は、ビックカメラ＋(株)コジマの全店売上高が102.6％、ビックカメラ単体の全店売上高が102.6％だった。音響映像商品は、音響アクセサリーが堅調。一方、カメラやテレビがやや低調だった。家庭電化商品は、洗濯機、調理家電や理美容家電が堅調だった。一方、冷蔵庫やエアコンがやや低調だった。情報通信機器商品は、パソコン本体、パソコン周辺機器やスマートフォンが堅調だった。その他の商品は、医薬品や寝具が好調、時計、玩具や酒類が堅調。一方、ゲームやスポーツ用品がやや低調だった。

(株)エディオン（大阪府大阪市、久保允誉会長兼社長）の月次売上高は、全1203店の売上高が110.8%、直営の457店の売上高が111.5％だった。主要商品別売上高は、テレビが106.9％、エアコンが113.7％、冷蔵庫が92.6％、洗濯機が105.7％、パソコンが100.8％、リフォームのELS事業が116.7％だった。

(株)ケーズホールディングス（茨城県水戸市、平本忠社長）のグループ売上高は97.9%。8月は出店が1店、店舗数は558店。主な品種別売上高は、テレビが98.0％、エアコン85.1。パソコン・情報機器が91.3％、冷蔵庫が93.0％と前年割れだった。一方、理美容・健康器具が109.8％、洗濯機が106.5％、クリーナー102.1％、調理家電が108.1％となった。

上新電機(株)（大阪市浪速区、金谷隆平社長）のグループ売上高は106.5%。8月の閉店が1店舗で、店舗数は218店。主要な品種別売上高は、テレビが109.2%、パソコンが109.5%、携帯電話が122.1%、エアコンが103.0%、冷蔵庫が95.9%、洗濯機・クリーナーが111.8%。