ファミマnews|環境省主催「みんなで減らそう レジ袋チャレンジ」優秀賞受賞
(株)ファミリーマート(東京都港区、澤田貴司社長)は環境省が主催する「みんなで減らそう レジ袋チャレンジ」優秀賞を受賞した。コンビニエンスストア業界としては唯一、企業部門での受賞だ。
同社は2020年7月から、「みんなで減らそう レジ袋チャレンジ」の登録サポーターとして、顧客とともにレジ袋削減のためのさまざまな取り組みを推進してきた。この一連の取り組みが評価された。
ファミリーマートの現在のレジ袋辞退率は約77%。現状のレジ袋辞退率が今後も続いた場合は、ファミリーマート全体におけるレジ袋の削減枚数は、年間約23億枚となる見込みだ。
このレジ袋削減の取り組みは大きく分けて4つある。
第1は、レジ袋辞退者に「ファミマ エコスタンプ」を進呈する。レジ袋を辞退し、ファミリーマートのスマホ決済機能付きアプリ「ファミペイ」を提示すると、「ファミマ エコスタンプ」を進呈する。2020年11月末までに、約3000万個のスタンプを進呈した。スタンプが30個たまると、対象商品のクーポンと交換することができる。
エコスタンプは煙草・チケット・サービス・金券類を除く、200円(税込)以上の買物につき1個進呈する。交換は1日3個まで。
第2はファミリーマート全店でレジ袋チャレンジをアピールする(2020年9月28日~12月31日の期間)。全国のファミリーマート約1万6700店舗のレジ液晶画面に、「みんなで減らそうレジ袋チャレンジ」の啓発画像を掲示し、顧客にレジ袋削減の協力を要請する。
第3は、オリジナルエコバックの販売。10月26日(月)から、オリジナルエコバッグの販売を開始しているが、関西地区(約2700店舗)から先行して販売し、2021年3月をめどに全国の店舗で展開する。ロゴプリントに光を反射するリフレクターインクを採用しており、夜間の交通安全にも配慮した。価格は税込539円。
第4はレジ袋有料化に伴う対応。レジ袋希望者には、サイズを問わず一律1枚3円(税込)の価格で提供する。サイズは全4種類。素材は環境に優しいバイオマス素材を30%配合したものに変更した。