イオンnews｜NPOむすびえと連携して｢イオン こども食堂応援団｣発足

イオン(株)(千葉市美浜区、吉田昭夫社長)は12月14日(月)、NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえと連携し、｢イオン こども食堂応援団」を立ち上げる。

新型コロナウイルス感染症拡大に伴って、とくに大きな負担を強いられている子どもたちと、子育て世帯の暮らしを支援するため、イオンはこれまでもむすびえを通じて食品提供などを行ってきた。

しかしながら、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が長期化し、困難な状況はさらに深刻化している。全国に店舗網をもつイオンの事業特性を活かしながら、継続して子どもの「食」に関する支援をしたいという思いから、｢イオン こども食堂応援団」を発足させる。

全国各地の子ども食堂とネットワークをもつむすびえと、全国に店舗を展開するイオンとのパートナーシップを通じて、各地域の子ども食堂とイオンの店舗を拠点とした支援を行う。

まず、日本全国の子ども食堂とつながりのあるむすびえを介して、各地域の子ども食堂にイオン店舗の「場」を提供する。｢イオン新型コロナウイルス防疫プロトコル」に基づいた感染防止策のもと、安全・安心に配慮して、季節イベント、フードパントリー（食品の配布）などさまざまな取り組みの場を提供するほか、こども食堂の啓発拠点としても、イオンの店舗を活用する。

厳しい状況下で、いまだ再開されていない子ども食堂や、そのようななかでもさまざまな創意工夫をしながら子どもたちを支えている団体の活動の一助となるようサポートしていく。

子ども食堂の運営に必要な資金や、支援が必要な家庭に食品を届ける活動などを応援するため、グループを挙げて募金活動を実施する。

募金活動は12月15日～2021年1月17日の期間、｢イオン」｢イオンスタイル」｢マックスバリュ」など、全国のイオングループ店舗や事業所など約9000カ所で行われる。寄られた募金は 2021年度の「むすびえ・こども食堂基金」の資金として活用される予定だ。

イオン銀行の「全国子ども食堂応援募金｣、｢イオンカード」および「ときめきポイント」のカード会員向け「イオンカード 暮らしのマネーサイト｣、WAON POINTの「smart WAON」ウェブサイトおよびアプリでも募金を受け付ける。

さらに、募金に先行して公益財団法人イオンワンパーセントクラブを通じて1000万円を贈呈する。