フレスタnews|エフピコと協業してトレーリサイクルのCO2削減目標設定
(株)フレスタ(広島県広島市、谷本満社長)は、トレーメーカーのエフピコとの協業で、トレーのリサイクル活動を通じたCO2削減目標を設定した。
具体的には、フレスタはトレーの回収量とエコトレー使用比率を向上させる。一方でエフピコは、発泡トレーリサイクル工場で使用する電力を2025年3月までに全量再生可能エネルギーでまかなうことで、再生原料製造時のCO2排出量をゼロ(オフセット)を目指す。
フレスタは環境経営を目指し、2009年には中四国の小売業として初めて、日本政策投資銀行の環境格付審査で「環境への配慮に対する取り組みが十分」という評価を得ている。
たとえばレジ袋の有料化では、2003年2月からレジ袋を持参したお客に「3ポイントのエコポイント付与」、2008年2月には広島市内の7事業所で協業して、初めて「レジ袋等の削減に向けた取り組みに関する協定」を締結している。これらの取り組みによって、現在85%を超えるレジ袋持参率となり、また全店舗でバイオマス素材配合30%のレジ袋に変更している。
フレスタではエコ製品使用によるCO2排出量削減以外にも、フードロスの削減や食品リサイクル率の向上、また、魚のあらや野菜くずの100%リサイクル、フードバンクへの取り組みや環境イベントへの参加など、CSR活動を行っている。