イオンモールnews|6/8開業のイオンモール川口、実質的CO2排出ゼロで運営

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イオンモール(株)(千葉県千葉市、岩村康次社長)は、埼玉県川口市に6月8日(火)にオープンするイオンモール川口を、6月から実質的にCO2排出量ゼロの電気・ガスを使用する施設として運用する。大規模商業施設における電気とガス両方において実質的にCO2排出量ゼロによる運用は国内初となる。

イオンモール川口では、東京電力エナジーパートナーの「非FIT非化石証書付電力メニュー」を活用して実質的にCO2排出量ゼロとなる電気を調達する。これは、「地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)」の「温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度」で、報告する全使用量をCO2排出係数ゼロとしてCO2排出量(調整後)の算定ができるというもの。

さらに施設の空調で使用する都市ガスは、東京ガスから「カーボンニュートラル都市ガス」の供給を受けて使用する。これは天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生する温室効果ガスを、CO2クレジットで相殺(カーボン・オフセット)し、燃焼させても地球規模ではCO2が発生しないとみなされるもの。

イオンは、2018年に「イオン脱炭素ビジョン2050」を策定し、店舗で排出するCO2などを2050年に排出総量でゼロにすることを目指している。また、「100%再生可能エネルギーでの事業運営」を目標に掲げる国際イニシアティブ「RE100」にも参画している。その取り組みの一つになる。

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