平和堂news|100%植物由来のバイオポリマースプーンを導入

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(株)平和堂(滋賀県彦根市、平松正嗣社長)は、(株)カネカ(東京都港区、社⾧:田中稔社長)のカネカ生分解性バイオポリマー Green Planet®を使用したスプーンを導入し、平和堂・エール・丸善の全166店舗で、6月より順次変更を実施している。

店頭で無料配布しているプラスチック製のスプーンについては順次「Green Planet」のスプーンに変更する。フォークについては、現状の在庫がなくなり次第、取り扱いを中止する。これにより、石油由来のプラスチックが年間約6458kg削減される見込みだ。

「Green Planet」は、100%植物由来の原料から、培養法によって作られるポリマーであり、自然界に存在する多くの微生物により生分解され、最終的には二酸化炭素と水になる。土中だけでなく、これまで難しかった海水中での生分解を実現した。

平和堂グループは、100年企業実現に向けて、事業を通じた「地域社会の課題」と「地球規模の課題」の解決とグループ成⾧の両立を目指し、「サステナビリティ・ビジョン」を2021年12月に策定した。今回の取り組みは、その一環となる。

世界では、海洋プラスチック問題といった環境汚染の深刻化や、食品ロスなどの廃棄物に関連する多くの問題がある。同社は、今回の取り組みをはじめ、地球規模や地域社会のサステナビリティについて、平和堂グループとして積極的に関わることで、地球環境や地域の健康、地域の課題解決、および事業の両立を目指しながら、持続的な成⾧に取り組んでいく考え。

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