三井不動産news|2022年度「IT賞」を受賞/CDP気候変動のAリストにも認定

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三井不動産(株)(東京都中央区、菰田正信社長)は、「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」におけるデジタルを活用したサービス革新の取り組みが評価され、公益社団法人企業情報化協会(以下、「IT協会」)が選定する「IT賞(顧客・事業機能領域)」を受賞した。

IT賞とは“ITを高度に活用したビジネス革新”に顕著な努力を払い成果を挙げたと認めうる企業、団体、機関および個人に対して、IT協会より授与されるもの。同社は2020年の「IT賞(マネジメント領域)」、2021年の「IT奨励賞(社会課題解決領域)」に続き、3年連続の受賞となった。

評価されたポイントは、各商業施設でリアル施設とデジタル技術を融合させた、新たな価値を提供する各種施策を実施したこと。2022年4月開業の「ららぽーと福岡」において、施策を多面的に実施することで顧客にシームレスな買物体験を提供し、テナントとの共創も実現している。

具体的には、スマホ1つでスマートな買物体験を実現した。アプリでキャッシュレス決済・ポイント付与のワンストップ利用や、フードコートでの注文・決済ができ、初回利用のゲストも公式LINEから簡単にポイントを獲得できる。駐車場もチケットレス化でよりスマートになり、車両番号と購買情報を連携する自動精算サービスを提供している。

テナントとの共創では、スタッフ専用サポートアプリ「Staff Circle」を導入した。スタッフへの情報連携や入退館管理などの各種手続きをデジタル化し、業務コストの削減や店舗運営の効率化に貢献した。RFIDタグを活用し、三井ショッピングパークのECサイト「&mall」と店舗在庫を連動させ、オムニチャネルでの商品販売も実施した。

また、同社は国際的な環境調査・情報開示を行う非営利団体であるCDP(本部:英国ロンドン)より、2021年に続き2年連続で、気候変動部門において最高評価にあたる「CDP2022気候変動Aリスト」企業と認定された。

同社は、ロゴマークに象徴される「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、グループビジョンに「& EARTH」を掲げ、社会・経済の発展と地球環境の保全に貢献している。

気候変動に関しては、温室効果ガス排出量の中長期目標を設定し、2021年11月に包括的かつ具体的な戦略として「脱炭素社会の実現に向けたグループ行動計画」を策定した。2021年度の温室効果ガス排出量は、単年度▲10%(2019年度比)、3年平均▲8%(2018年度~2020年度比)を達成している。

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