コメリnews|伊豆の国市と「災害時物資供給」協定/1000件目の締結
(株)コメリ(新潟県新潟市、捧雄一郎社長)が設立したNPO法人コメリ災害対策センターと、静岡県伊豆の国市は「災害時における物資供給に関する協定」を1月27日(金)に締結する。
同センターは2005年の設立以降、全国の自治体と物資供給協定を締結しており、今回の伊豆の国市との協定で1000件目となった。
同協定では、災害対策基本法に定める地震、風水害その他の災害を想定する。平常時は、相互の連絡体制および物資の供給等についての情報交換や、防災訓練など、住民の防災意識の啓発のための事業を行う。また災害時には、伊豆の国市はコメリ災害対策センターに、ブルーシート・ロープ・軍手・土のう袋・毛布・使い捨て食器・ポリ袋・飲料水・ポリタンク・大型石油ストーブ・投光器・懐中電灯・乾電池・救急ミニトイレなど、物資の供給及び運搬を要請する(有償)。
過去の主な対応実績は以下の通り。
2011年3月 東日本大震災(土のう袋、長靴など103品目※10tトラック換算で60台分の物資搬送)
2014年8月 広島市土砂災害(土のう袋85万5000枚)
2014年9月 御嶽山噴火(ブルーシート、ホッカイロ、お茶)
2016年4月 熊本地震(ブルーシート、土のう袋、使い捨て食器、飲料水等25団体からの要請)
2018年7月 平成30年7月豪雨(土のう袋、軍手、角スコップなど150品目)
2019年9月 台風第15号(土のう袋、乾電池、ブルーシートなど16品目)
2019年10月 台風第19号(土のう袋、ごみ袋、マスクなど85品目)
2020年7月 令和2年7月豪雨(土のう袋、長靴、軍手など102品目)
2021年8月 令和3年8月豪雨(飲料水、長靴、消石灰など35品目)
2022年10月~12月 令和4年鳥インフルエンザ(フレコンバック、ブルーシートなど100品目)