九州CGCnews｜トレーとペットボトルの水平リサイクル/エフピコと協働

㈱九州シジシー(福岡市博多区、杉村哲社長）は11月22日（水）、(株)エフピコと協働で店頭回収容器の水平リサイクルを推進する。九州シジシー加盟23社が九州・沖縄地区に展開する計647店舗(6月現在)で実施する。

２つの水平リサイクルに取り組む。1つは店頭で回収された使用済み食品トレーを新たな食品トレーに再生する「トレーtoトレー」。そして二つ目は使用済みペットボトルを回収して新たな食品容器「ボトルto透明容器」に再生するというもの。

九州シジシー加盟社の店舗では、使用済みトレーやペットボトルの回収を実施している。回収資源から再生されたエコ製品「エコトレー」「エコAPET」を売場で使用することにより、2022年度には1130トンのCO2排出抑制につながっている。

エフピコとの協働開始に伴って、九州シジシーは「店が地域のエコリーダー」となることを目指した「エコストア」宣言を発表し、さらなるリサイクル資源回収とエコ製品使用を促進する。顧客参加型の水平リサイクルの取り組みにより、2024年度に年間1300トンのCO2削減を目指す。