ニトリnews|ニトリHD所有「名勝 對龍山荘庭園」一般公開を開始

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(株)ニトリホールディングス(北海道札幌市北区、似鳥昭雄会長)は、所有する「名勝 對龍山荘庭園(京都市左京区)」の一般公開を開始した。

これまでは非公開で維持管理してきたが、似鳥会長の「より多くの方々に對龍山荘の庭園をご覧いただきたい」という想いから、予約なしで自由に見学できるようになった。入場料は2000円(税込)。

對龍山荘は1896年(明治29年)に薩摩出身の実業家・伊集院兼常によって造営された。その後、彦根出身の呉服商・市田弥一郎が譲り受け、庭園・建物共に大規模な改修を実施。庭園の改修を手掛けたのが、近代日本庭園の先駆者である七代目小川治兵衛(植治)だった。

對龍山荘は約1800坪の広大な敷地内に池や露地、滝石組、芝生広場を設ける。雄大な東山からの景色の連続性を有する庭園は高い評価を得て、1988年(昭和63年)には国の名勝に指定された。また建築は大工・島田藤吉が手がけ、2024(令和6年)国の重要文化財に指定された。

■名勝 對龍山荘(たいりゅうさんそう)庭園
所在地/京都府京都市左京区南禅寺福地町22
開園日・開園時間/カレンダー要確認

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