公取委news|フィールの取引改善計画を認定/約350社に1億1200万円支払い
公正取引委員会は6月30日(火)、(株)フィールコーポレーション(愛知県名古屋市、串田崇社長)から申請のあった取引改善計画を認定した。

同社は愛知県、静岡県に「FEEL」「EQVo!」などの店名でスーパーマーケット84店舗を展開する。
同社は納入業者に対し、店舗改装や新店開設時の陳列・品出し、販促物配布、売場変更対応などの作業を、事前の合意や費用負担なく行わせていた疑いがあり、優越的地位の濫用(独占禁止法19条)に該当する可能性が指摘されていた。
公取委は今年2月、同社に対し取引改善のための確約手続開始を通知。フィール側は、問題行為の停止と再発防止に向けた措置をまとめた確約計画を提出し、今回認定された。計画には主に次の7項目が盛り込まれている。
①問題行為の停止確認
②同様行為の不実施
③納入業者への周知
④従業員への教育徹底
⑤金銭的価値の回復
⑥第三者による監視体制の構築
⑦年1回の公取委への報告。
とくに、納入業者が本来負担する必要のない作業を無償で行わせていた点については、約350社に対し総額約1億1200万円を支払う。公取委は、措置内容が十分であり、確実に実施されると判断した。
