ユニーnews|会員16万人「アピタネットスーパー」サービス8月末に終了
ユニー(株)(愛知県稲沢市、大原孝治代表)は、3日(水)、「アピタネットスーパー」の事業から撤退する方針を明らかにした。5月に数店でサービスを止め、8月末には全店で終了する。
ユニーのネットスーパーは、2007年に開始され、現在国内41店舗で展開している。会員数は約16万人に上る。会員には3日に事業終了を案内している。新規会員募集も停止した。
売上高は増加傾向にあったが、配送料を無料としていたため、人件費等の経費がかさんで採算面で課題があった。またネットスーパーに参入する企業が増え、競争も激しくなっていた。
ユニーは今年1月に、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(旧ドンキホーテホールディングス)の完全子会社になっている。ネットスーパー事業から撤退して、実店舗に資本を集中して、店舗の競争力を高めるとしている。