サンエーnews|第2Q営業収益1299億円6.3%増・経常利益12.2%増
(株)サンエー(沖縄県宜野湾市、豊田沢社長)が 2027年2月期第2四半期の決算を発表した。
3月1日~8月31日の連結業績は、営業収益1299億2900万円(前年同月比6.3%増)、営業利益98億4900万円(13.1%増)、経常利益102億1900万円(12.2%増)、中間純利益64億1400万円(9.2%増)と、増収増益だった。
営業利益率は7.5%、経常利益率は7.8%。

沖縄県の小売業界は、相次ぐ台風接近の影響により入域観光客数は前年同期を下回ったが、旺盛な観光需要を背景に経済活動が活発化しており、地域経済はゆるやかに拡大。一方で、継続的なインフレ下での仕入価格の高騰や、人手不足、各種コストの増加、業態の垣根を越えた競争の激化等、厳しい経営環境が続いている。
そんな中、同社では経営方針を「あるべき姿」とし、「人財力」「仕組力」「商品力」「店舗力」の向上に取り組むとともに、引き続き企業理念の浸透、7大基本(クリンリネス、鮮度と品質、品揃え、価格、陳列技術、サービス、正しい表示)の徹底、既存店の活性化、効率化を図るなど、顧客満足度向上に努めている。
食料品では他社との差別化を図るべく、「くらしモア」「ローソンオリジナル」および「成城石井」商品の販売を強化した。また、食品スーパーにおける試食販売を強化し、商品の価値を直接訴求することで、買上点数の増加に努めた。
新ブランド戦略としては、2026年9月に食品部門独自のプライベートブランド「ジョウトウキッチン」を創設。今後も付加価値の高い商品の開発および販売を推進する。
既存店舗活性化では、4月に「V21食品館牧港店」(沖縄県浦添市)「西原シティ」(沖縄県中頭郡)、5月に「豊見城ウイングシティ」(沖縄県豊見城市)、7月に「V21食品館長田店」(沖縄県宜野湾市)の改装を実施。
大型店の「西原シティ」の改装では、新規テナント導入や、ドラッグストア「マツモトキヨシ」、沖縄県3店舗目となるマタニティ&ベビー・キッズ用品の専門店「アカチャンホンポ」に加え、同社初のコスメセレクトショップ「BougainiaCosmé」(ブーゲニアコスメ)、沖縄そばと定食の「彩風(いろかじ)」、ハンバーグ&ナポリタンの「ACEBURG」(エースバーグ)等の新規業態を導入。今後も継続的な店舗リニューアルを通じ、既存店の魅力向上に努める。
セグメント別業績は以下のとおり。
小売事業は、沖縄本島地方への台風接近による臨時休業(6月に1日、8月に2日間)の影響を受けたが、当該要因を除いた期間全体の既存店売上高は堅調に推移した。
既存店売上高の増収要因は、高気温を背景とした季節商材の好調、および旧盆時期のずれ(前年9月、本年8月)に伴う食料品の需要増等によるもの。加えて、旺盛な観光需要により、観光土産物および免税売上も伸長した。
その結果、営業収益は1249億8600万円(前年同期比6.4%増)、セグメント利益は86億円(同14.4%増)となった。
ローソンのフランチャイズとして運営するコンビニエンスストア事業は、FC店舗を2店舗閉店、4店舗の新規開店及び既存店が好調に推移し、営業収益は49億4700万円(前年同期比4.9%増)、セグメント利益は12億4800万円(同5.3%増)となった。
