コメリニュース｜営業収益3296億円、既存店収益改善で純利益過去最高

(株)コメリ（本社：新潟県、捧雄一郎代表取締役社長）の2017年3月期の業績が発表された。

営業収益3295億8800万円（前年同期比101.6％）、営業利益166億8900面円（93.1％）、経常利益168億1100万円（96.6％）、当期純利益110億1700万円（114.9％）と、増収ながら、営業利益、経常利益は減益となった。
ただし、既存店改装など収益改善が進み、減損損失額が前年同期比で減少。これにより親会社株主に帰属する当期純利益は、過去最高益を記録している。

主力のホームセンター事業は、売上高の向上や在庫高の適正化を実現するための施策として、パワー、ホームセンター、ハードアンドグリーンの店舗フォーマットごとのモデル店を構築し、新店および既存店への水平展開を進めた。既存店の売上高は、ほぼ前年並みとなり、在庫高も前年実績を下回った。

新規出店は、新商勢圏と位置付ける北海道地区を中心として、パワーを4店舗、ホームセンターを5店舗、ハードアンドグリーンを8店舗。一方で、ハードアンドグリーン13店舗を閉店し、同2店舗をホームセンターに業態転換した。年度末の店舗数は、パワー44店舗、ホームセンター157店舗、ハードアンドグリーン968店舗、アテーナ13店舗、合計で1182店舗となった。

店舗の売上高は3136億0300万円（101.9%）。その商品部門別の内訳は、以下の通り。
・金物・資材・建材は962億9600万円（前年同期比101.1％）
・園芸・農業用品は745億0600万円（101.5％）
・家庭用品紙・洗剤等の日用消耗品は852億2300万円（101.2％）
・オフィス・レジャー用品は442億300百万円（100.6％）
・灯油他は133億3600万円（121.3％）

検索ワード：コメリ　パワー　ハードアンドグリーン　2017年度　決算　3月期