H2Onews|万代と包括業務提携/関西圏のスーパーマーケット連携進む

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エイチ・ツー・オーリテイリング(株)(大阪市北区、荒木直也社長、H2O)は7月28日(水)、(株)万代(東大阪市、阿部秀行社長)と包括業務提携に関する基本合意書を結んだ。

H2Oは関西エリアで「イズミヤ」「阪急オアシス」「カナート」のバナーで178店舗の食品スーパーマーケットを運営する。H2Oの食品事業売上高は2021年2月期で2811億1600万円で、傘下に(株)阪急オアシスとイズミヤ(株)、カナート(株)がある。

一方、万代は関西エリアで156店舗(2021年7月28日現在)を展開し、2021年2月期の年商は3794億8500万円。

両社のスーパーマーケット業態を総合すると334店舗が関西圏でネットワークされ、単純合計で6600億円を超える規模となる。

両社は食品スーパーマーケットに関する有形無形の強みと事業規模を活かし、各分野での業務提携を包括的に推進して、収益性の向上および関西地域における競争力の強化を図っていく。

提携の主な取り組み内容は以下の通り。今後、両者間で協議を進めていく。

・商品の共同調達
・PB商品の共同開発
・物流機能の相互利用
・データ活用等による共同でのマーケティング手法の開発・活用
・ITシステムの共同開発
・決済およびポイントシステムの共同開発
・資機材の共同開発・調達
・教育・訓練の相互活用
・脱炭素・SDGsへの共同での取り組み

【結城義晴の述懐】
「一言で言えば、『コロナが時間を早めた』でしょうか」

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