ノジマnews|マレーシアの情報・通信商品を扱う会社を買収
(株)ノジマ(神奈川県横浜市、野島廣司社長)の海外子会社である「Nojima APAC Limited(以下、「Nojima APAC」)が、2月21日、「Endless Momentum Sdn. Bhd.」との間で、「Thunder Match Technology Sdn. Bhd.(以下「TMT」)の株式の100%を譲り受ける株式譲渡契約を締結した。決済予定は2023年4月の予定だ。
TMTは1997年の設立以来、パソコン、携帯電話などの情報通信商品の販売によって市場を牽引してきた会社で、現在マレーシア国内に49店舗を運営している。実質GDP成長率が3~5%で推移しているマレーシアの環境下では、さらなる成長が期待できる会社である。
ノジマとしては、2019年にシンガポールの家電・家具販売店である「Courts Asia Limited(現在のNojima APAC Limited)」の買収を行い、その子会社である「Courts (Malaysia) Sdn. Bhd.」を通して、マレーシアの市場への挑戦を続けてきた。今回のTMTの株式取得により、物流・配送関連業務の統合、TMTの強みである情報通信商品の拡充によって、マレーシア国内の出店地域の運営基盤を堅固にしたい考えだ。
■株式取得先の概要
名称/Thunder Match Technology Sdn. Bhd.
所在地/33rd Floor, Menara YTL, 205 Jalan Bukit Bintang, 55100 Kuala Lumpur
代表取締役社長/Adrian Yu
事業内容/情報・通信商品を扱う小売業
資本金/RM2.4M(約7125万円)
創業年/1997年