スギ薬局news|スギHDとメドビアが業務資本提携/4プラットフォーム構築
スギホールディングス(株)(愛知県大府市、榊原栄一社長)はメドビア(株)(東京都中央区、石見陽社長)との業務資本提携契約を締結した。メドビアが実施する第三者割当増資をスギホールディングスが引き受けるとともに、メドビアの連結子会社である(株)Mediplat(メディプラット)が実施する第三者割当増資を、スギホールディングスの連結子会社(株)スギ薬局が引き受ける。
スギ薬局は調剤併設型のドラッグストアを東名阪エリアに1000店以上展開し、680万人以上のポイントカード会員、400万人以上のアプリ会員を有している。調剤事業では、年間780万枚を超える処方箋を扱い、400を超える店舗で在宅調剤を実施している。
一方で、メドビアグループは医師10万人が参加する医師コミュニティサイトの「MedPeer」を基盤としたドクタープラットフォーム事業を中心に、医療分野でITを活用した事業を展開している。
両社グループは互いの経営資源を活用して協業することにより、健康・医療・介護領域におけるネットとリアルを融合した統合型プラットフォームを構築して、「IT×地域密着」を軸とした独自の予防医療サービスを開発・提供を目指す。
具体的には4つの事業を進める。
第1は、セルフケアプラットフォーム事業。スギ薬局の顧客に向けて、アプリと店舗を通じた医療・栄養相談、食生活改善プログラム等のセルフケアサービスを提供する。
第2は、製薬会社向けマーケティング支援サービス事業。
第3は、医師開業支援プラットフォーム事業。メドビアの持つ医師10万人の会員基盤とスギ薬局の持つ開業用地を活用して、開業希望医師に向けたオンライン上のプラットフォームを構築する。
第4は、在宅医療プラットフォーム事業。メドビアの医師10万人が登録するコミュニティプラットフォームとスギ薬局グループの持つ訪問薬局・訪問看護ステーションを活用することで、在宅医療従事者向けコミュニティ事業や在宅医療開業希望医師への開業支援、薬剤師等の専門家に対する求人サービス等を提供する。
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