オイシックスnews|捨てられがちな食材利用の「畑まるごと Kit Oisix」新投入
オイシックス・ラ・大地(株)(東京都品川区、高島宏平社長)が運営する「Oisix」では、Kit Oisixのラインナップとして、流通都合により捨てられがちな食材を活用した「畑まるごと Kit Oisix」を開発し、10月3日から発売する。10月中に14メニューを展開する予定だ。
「畑まるごと Kit Oisix」では、根っこギリギリまでカットしたニラ、赤く色づき始めたピーマン、マッシュルームの石づき、育ち過ぎた小松菜など、おいしいのに流通企画に合わないため一般的には捨てられがちな食材を使う。
ミールキットは必要量の食材や調味料がレシピとセットになった商品のため、家庭での食材廃棄を減らすことができ、食品ロス削減につながる消費だ。Kit Oisixの利用者へのインターネット調査では、1食当たり食材廃棄量は約3分の1に減少すると言う。「畑まるごと Kit Oisix」は、畑と家庭の両方で食品ロス削減につながる商品というコンセプトだ。
10月は「食品ロス削減推進法」が施行された。「らでぃっしゅぼーや」と「大地を守る会」でも、一般的な流通の規格にあわないサイズや傷がついってしまったなどの理由で販売することのできない「もったいない商品」を集めた特集販売を10月7日から展開する。