初のチルド麺『セブンゴールド金の醤油・味噌生麺』今日から順次展開

セブン&アイ・ホールディングスはセブンゴールド初のチルド麺として『セブンゴールド金の醤油・味噌生麺』を今日10日から発売する。九州、中国・四国、東海等の一部エリアの店舗から順次拡大し、2月中に全国展開を予定する。

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販売店舗はセブン-イレブン、イトーヨーカドー(181店)、ヨークベニマル(198店舗)、ヨークマート(75店舗)、シェルガーデン(14店舗)、そごう・西武(15店舗)のグループ全店。

開発には日清食品チルド(株)が麺、アリアケジャパン(株)がスープに携わった。セブン&アイでは「チームマーチャンダイジングの優位性を最大限活用」したと広報。
セブンゴールドはご存知のように、プレミアムPBとしての開発コンセプトを打ち出す。しかもグループ各社で積極的に展開する。メーカーにとって協力しやすい企画商品といえる。

 

セブンゴールドは2月3日に『セブンゴールド一風堂白丸元味博多とんこつ箱型』を発表したばかり。カップ麺や袋麺、箱型麺において即席ラーメンの展開を強化している。

商品は『セブンゴールド金の醤油生麺』、『セブンゴールド金の味噌生麺』の2種。価格は税抜き184円、税込み198円。
醤油生麺は、特選小麦を使用し、雑味のない甘みを引き出し、さらに炒った小麦の外皮(ブラン)を後から付与することで小麦の風味を向上させている。手もみ風に仕上げたちぢれ麺。スープは仕上げに焦がしネギを加えることで香ばしい風味をだしている。

味噌生麺は熟成感のある、もっちりとした食感のちぢれ麺を採用。スープは、ラードで肉、野菜を炒め、素材の旨みを抽出。北海道産、信州産の4種類の味噌をブレンドすることで深みのある味わいに仕上げている。

 

セブン&アイHDの「セブンプレミアム」は「セブンゴールド」への傾斜を強めている。プライベートブランドの分類で言えば、セブンプレミアムはエコノミーブランド、あるいはレギュラーブランド。セブンゴールドはクォリティブランド。セブン&アイは一般にはエコノミーブランドのセブンプレミアムを格上のクォリティブランドにする戦略で、セブンゴールはさらにその上の最上のクォリティブランド志向。グループ店舗ではどのカテゴリーでもPB訴求が行われている。セブン-イレブンでも、ヨークベニマルでも、イトーヨーカ堂でも、そごう・西武の食品フロアでも。この徹底ぶりは凄いの一言だが、果たして業態をまたいだPB展開は、それぞれの業態別にどんな成果を上げているのか。今、最も取材したいテーマだ。

 

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