ワークマンnews|ユーチューバー浜屋理沙氏を社外取締役に

(株)ワークマン(群馬県伊勢崎市、小濱英之社長)は 5月8日(月)、キャンプ用品などを紹介するユーチューバーの浜屋理沙氏が社外取締役に就任すると発表した。

6月29日(木)の定時株主総会で承認されれば、同社初の女性取締役となる。浜屋氏は NECソフトのシステム営業や証券会社での ITヘルプデスクの仕事を経て、アパレルのネット販売事業を手掛けている。

浜屋氏は家族で毎週キャンプに行くほどのアウトドア派で、2017年にはキャンプブログ「ちょっとキャンプ行ってくる。」を開設した。その後、2381万ページビューの閲覧数を記録している。現在 YouTube では登録者が4.3万人いて、ワークマンに関する動画の総再生回数は 311本で1356万回という記録的な数字を残している。


<コットンキャンパー>

2018年にワークマン店舗を訪れて以来、浜屋氏には ワークマン製品の「あるべき姿や機能」に対し強い思いが生まれた。初めて買った火花に強い溶接工用の「綿かぶりヤッケ」は火の粉に強くバーベキューや焚火用のアウトドアウェアとして最適なことを自身のブログで紹介した。その結果、「綿かぶりヤッケ」は即完売している。

これを機に浜屋氏はワークマンのアンバサダー第1号に就任した。商品開発部門は浜屋氏のアイデアを受け入れてプロ機能優先で味気のない「綿かぶりヤッケ」を女性も着られるカワいい「コットンキャンパー」に変身させた。「綿かぶりヤッケ」は年間販売3000着の特殊用途製品だったが、「コットンキャンパー」は40万着を超えるメジャー製品になった。

また、「サリーパーカー」などの自身の名前を付けたヒット製品も生んでいる。浜屋氏との共同開発製品は合計31アイテムあり、累計販売点数は100万点を超えている。

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